Product Details
ISBN 10 : 4040823370
Content Description
古来、その神聖なる血を絶やさんと守られてきた日本の皇室。めくるめく権力闘争と大奥的な構造が、その制度を支えてきた。日本という国にとって、天皇および天皇制とはいかなるものなのか。戦後、評論界の鬼才とうたわれた大宅壮一が、「血と権力」という人類必然の構図から、膨大な資料をもとにその歴史と構造をルポルタージュする、唯一無二の天皇論!
目次 : はしがき―私たちの家はすべてそれぞれ一つの小さな天皇家である/ 危なかった“血”のリレー/ 天皇製造“局”の女子従業員/ 天皇に寄生する男子従業員/ 天皇株を買う人々/ “予想屋”としての勤皇学者/ 勤皇実践派乗り出す/ 尊皇攘夷党の台頭/ 間引かれた御子様/ 天皇を利用する公家と武家/ “尊攘党”アジテーター/ 膨大な“血”の予備軍/ 日本版“王昭君”/ 天皇コンツェルン完勝す/ 『実録・天皇記』の実録
【著者紹介】
大宅壮一 : 1900年(明治33年)大阪府生まれ。少年時代、各種少年雑誌に投稿、懸賞メダルを多数獲得。米騒動を煽動するような演説をしたということで、大阪・茨木中学を放校。旧制の専門学校入学者検定試験(専検)に合格し旧制第三高等学校に進学。東京帝国大学文学部社会学科入学、在学中より健筆をふるう。第二次大戦後、時代の風潮をみごとに裁断する社会評論や人物評論で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ψ根無し草
読了日:2021/07/25
ドラコ
読了日:2019/11/17
ゴリゾウ
読了日:1990/02/04
ozmaax
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

