Product Details
ISBN 10 : 4780308321
Content Description
広島の川べりのまち。食肉・製靴などを生業としてきたこの地域は、なぜ差別されたのか。被爆の苦しみと差別への怒りに直面して、いかに困難を乗りこえたか。人間の悲しみと苦しみに向きあい、ひたむきに歩んだ姿。被爆者として苛酷な日々に耐えた群像。地域内外の60数人からその軌跡と真情を聞き取った。「橋のない川」に橋を架けよう。まちづくり、教育・子育て活動、住民本位の医療機関などを担った感動の記録。
目次 : 第1章 川に挟まれたひょうたん状の町/ 第2章 貧しさと差別からの解放を求めて―中西ハルエと仲間たち/ 第3章 野戦病院のような診療所/ 第4章 部落が変わりゆく日々に/ 第5章 被爆者として生きて/ 第6章 差別を乗り越え、地域を変えるために―人間の苦しみに寄りそって
【著者紹介】
大塚茂樹 : ノンフィクション作家。1957年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。専攻=日本現代史。主な職歴は、岩波書店に29年間勤務し、岩波現代文庫、単行本、『世界』などの編集活動に従事。2014年定年の四年前に退職し現職。1976年に原水爆禁止運動で被爆者に出会ったのをきっかけに、反核運動や被爆者支援活動にも参加。後に被爆体験の意味を若い世代に問いかける著作を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Mao
読了日:2016/12/27
ミネチュ
読了日:2017/07/01
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