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ISBN 10 : 4480438998
Content Description
ニューアカとバブルの80年代、そしてコンピュータゲームの時代だった90年代初頭。あらゆるものが記号と化し、消費されていく社会に抗うように、まんがは「身体」と「内面」の表現を花開かせた。消費されるためのまんがをつくる現場で書かれた同時代的評論に、まんがが真に有害だった時代を描く書き下ろし補論「三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが」を加えた傑作評論選。
目次 : 第1章 物語と構造(言葉の位相―少女まんがにおける“固有の論理”について/ 内面の発見と喪失―少女まんがにおける「ことば」の変容/ “学バン狩り”のフォークロア―紡木たく「これからもずっと」 ほか)/ 第2章 成熟とジェンダー(“14歳少女”の構造/ “産む性”としての少年―“性差の少女まんが史”のために/ “少女殺し”という主題―大島弓子『いちご物語』をめぐって ほか)/ 第3章 性表現と身体(記号的身体の呪縛―手塚治虫「まんが記号説」批判/ 手塚治虫は「有害」だった/ 美少女症候群―不在の“強姦者” ほか)/ 補論 三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが
【著者紹介】
大塚英志 : 1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hanchyan@発想は間違ってない
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