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中国古典小説史 漢初から清末にいたる小説概念の変遷 ちくま学芸文庫

大塚秀高

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512369
ISBN 10 : 4480512365
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国において〈小説〉はいかに芽生え、発展していったのか。講唱文芸と小説の関係など、独自の視点によって漢初から清末までの歴史を概観する。

【著者紹介】
大塚秀高 : 1949年東京生まれ。東京大学文学部中国語中国文学科卒、同大学院博士課程単位取得満期退学。埼玉大学名誉教授。専門は中国古典小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さとうしん

    『荘子』の「小説」に始まり、志怪から伝奇へという出だしの構成こそオーソドックスだが、基本的にはジャンルや類話ごとに文言・白話小説を織り交ぜて発展の跡を追っていくという構成になっている。しかも三国演義や西遊記といった有名作品を大きく取り上げないなど、内容もなかなか野心的である(しかし後年の著者とは違ってトンデモでない)。太古の夔から財神への有為転変、先行作品では活躍しながらも梁山泊に加われなかった好漢たちの事情などの話を面白く読んだ。

  • Rieko Ito

    もとは1987年の放送大学印刷教材だが難しい。(当時の放大のレベルは高かったらしいが)。中国史に関する一定の知識は必須。それがなければ全く理解できないだろう。古い時代に関しては、作品が失われているということもあってあらすじの紹介などもないので、書名ばかりで何が何だかわからない。後半になるとあらすじの書かれている作品も多くなり、有名な作品もあって理解がしやすくなる。でもやはり難しい。

  • Ta283

    元は放送大学のテキストです

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