Books

世界の食文化 17

大塚滋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540060045
ISBN 10 : 454006004X
Format
Books
Release Date
July/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

台所と食卓から世界を読み解くシリーズ。ロースト・ビーフ、フィッシュ・アンド・チップス…。イギリス料理は本当に「まずい」のか。シェイクスピアの時代からエスニック料理華やかな現在まで、その食生活を辿る。

【著者紹介】
川北稔 : 1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業(文学博士)。大阪大学名誉教授、京都産業大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゲオルギオ・ハーン

    イギリス料理と聞くと「マズい」イメージがあるが、どうしてそんなイメージがついたのか、歴史的にどんな料理を食べていたのか、といったことについての答えが書かれている。マズいイメージの原因は著者によればヴィクトリア朝のジェントルマン教育で粗食が美徳とされたこと、美食は悪徳という風潮があったこと、上流階級の料理を再現するためインチキ食材を使った料理が流行ったことであるという。このあたり、同時代の地域性を重視するイタリアと異なるのも面白い。意図的にマズい料理を作って子どもに食べさせるとかひどすぎる。

  • 俊介

    世界の食文化シリーズ。全20巻。世界各地の食が網羅されており、それぞれに結構中身が濃い。本書は『イギリス』。イギリス料理といえばその評判の悪さが、半ば「鉄板ネタ」になっている。実際のところを私はよく知らないので、気になってたが、本書でも「なぜイギリス料理はまずいか」など、言いたい放題笑(いいのか…)。ただ、そのようなイメージがついたことに、根拠が無いわけではなく、歴史的にも「由緒ある」イメージのようだ。実際まずいかどうかはともかく、一国の食のイメージがいかに形成されるか、その考察としては良いかもしれない。

  • ブルーツ・リー

    英国料理の「まずさ」を、かなり強調する内容。 今までの英国の料理を解説する本は、親英的過ぎた、との事だが、自分の知る限り、イギリスの文化を解説する本を読んで、イギリス料理を絶賛している人は少ないように感じる。 「どんな親英家でも、イギリス料理まで絶賛する人は居ない」との言葉まで聞いた記憶があるくらい。 近代に至るまで、イギリスには野菜らしい野菜がキャベツとグリーンピースくらいしかなかった、との事で、驚く。 イギリス人の剛直な精神が、料理の過美を嫌った、との事だが、本当だろうか。

  • うみ

    イギリスのお料理はまずい。フィッシュ&チップス以外は。…とは言われてるけど私は未体験。どうしてそんなふうになったのかってのを歴史的に見ていく本。どんだけあんたがた肉食なのよと。遊牧民もびっくり。産業革命と砂糖や茶の普及は今では教科書にも出てくることだけど,戦時中の食料事情や配給の話は知らなくって面白かった。

  • かえ

    図書館

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items