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食の文化史 読みなおす日本史

大塚滋

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642071611
ISBN 10 : 464207161X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
大塚滋 ,  

Content Description

人類はさまざまな食物を発見・開拓し、豊かな食生活を創造してきた。パンや肉、乳製品の西洋に対し、肉食が禁じられた日本では魚や菜食、うまみと醤油が主流となった。エピソードを交え、食から東西の文化を読み解く。

目次 : 肉食の文化史/ 豚肉考現学/ 鶏肉ものがたり/ 魚と日本人/ 菜食日本民族/ 野菜と欧米人―サラダ小史/ 米食の歴史/ めん類文化/ パンを食べる人/ 牛乳と文明/ バターの話/ 醤油文化/ おせち料理/ 手づくりへの回帰/ 日本の味と香り/ 洋風化のままごと/ 人類の食生活―あとがきに代えて

【著者紹介】
大塚滋 : 1928年新潟県に生まれる。1952年大阪大学理学部卒業。大阪府立大学助手、東洋食品工業短期大学教授、武庫川女子大学教授を歴任、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • noko

    食文化についての歴史を広く浅く語っている本。歴史やグルメな人は好きだと思う。言葉の使い方などは、真面目で教科書みたい。フランス料理にはたまに日本人には驚きの残酷に見える物がある。仔牛の面皮や兎の丸煮、豚の頭そのままなど。残酷に思うかもしれないが、フランス人曰く、牛や豚は人間に食べられる為に神様が創ってくださった。でも欧米の人は鯛の尾頭付きの塩焼きや、活き造りを見ると、食欲が減退するそうだ。そんな各国の考え方から、肉食の歴史の話になっていく。豚肉は経済動物としては、かなり有難い動物だが、タブーの人が多数。

  • いっこ

    日本の肉食の歴史について調べたくて読んでみた。1975刊行とのことだが、「食文化の歴史は食文化の混合の歴史だ」という考え方は、今に至るも食文化の本質と思う。万葉時代、江戸時代、明治維新期の肉食のエピソードがおおらかに語られていた。魚食の変化に関する説明も、今のたんぱく質危機を先取りしている。一方で、炊飯器は著者の予想を裏切る進化を遂げ、和食は世界文化遺産になっている。自分自身が体験した食生活の変化を振り返ることができた。

  • takao

    ふむ

  • Go Extreme

    肉食と残酷の文化的相違 天武天皇の肉食禁止令 牛肉は文明の薬 生きた食糧貯蔵庫 サカナは酒菜の語源 さしみとてんぷらの発祥 魚食民族としての日本人 見る料理の主役 漬物の国日本 基本通貨としての米 めん類事始の奈良時代 古代エジプトでのパン発祥 アンパンの日本的発明 薬として飲んだ日本の牛乳 牛乳は日本のカツオブシ 日本の味としての醤油 穀醬の誕生と発展 食欲的ホームシックの薬 目で食べる美しさ 歴史を超えるおふくろの味 切支丹と肉食の普及 豚肉をタブーとする国々 藻食民族としての日本 洋風化のままごと

  • 高菜丼

    なにぶん発行してから年数がたっているので更新されていない情報もありますが、とても面白く勉強になります。

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