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動物がくれる力 教育, 福祉, そして人生 岩波新書

大塚敦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004319702
ISBN 10 : 4004319706
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

犬への読み聞かせは子どもを読書へ誘い、生きづらさを抱える子どもは傷ついた動物をケアする中で育つ。そして保護犬の訓練をとおして若者は生き直し、補助犬は障害のある人の人生を切り拓く。病気のある人や高齢者も犬や猫と共に心豊かな日々を過ごす。人と動物との関係を国内外で三〇年余取材した著者が、未来に向けて綴る。

目次 : 序章 動物との暮らしがもたらすもの/ 第1章 子どもの教育と動物/ 第2章 困難を抱える子どもを支える/ 第3章 人の生き直しを助ける/ 第4章 人のために働いてくれる犬たち/ 第5章 医療や福祉の場で

【著者紹介】
大塚敦子 : 1960年和歌山市生まれ。1983年上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て、世界各地の紛争取材の後、困難を抱えた人と自然や動物の絆、人と動物のかかわりなどをテーマに執筆。『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふう

    動物と暮らした経験があるたいていの人は、動物に癒やされたり支えられたりすることが実感できると思います。本書では動物の力をさらに深く考察し、人と動物が心を通わせることで、人の力では難しかった問題が解決の方へと向かったり、ときには生きる希望になったりする様子が具体的な事例とともに記されています。自己表現の苦手な子が、犬に読み聞かせをすることで自信をもち始める。厚生施設にいる子が、犬の世話や訓練をすることにより、根気強さや相手をおもんばかる気持ちをもつなど、お互いにとって大切な存在であることが伝わってきました。

  • けんとまん1007

    動物の持つ力。盲導犬・介護犬・アニマルセラピーなど、いくつかの言葉は知っている。しかし、どこまで本来のことを知っているかは・・というのがあって、改めて知ることができた。さらに、それ以上のことを知るきっかけになっている。人間も動物であるのだが、人間以外の動物の持っているものの凄さに驚くばかり。アニマルウェルフェアの観点を考えていきたい。

  • おせきはん

    教育や看護、介護の場で人々に優しく前向きに生きる力をさりげなく与えてくれる犬や猫の力に驚きました。犬や猫と向き合い、自分の心の中にある優しさや強さに気づけるのは、すごいことだと思いました。一方で、言葉を介して本心が隠されたり、立場の違いが緊張関係を生む、人と人とのコミュニケーションの難しさも感じました。

  • joyjoy

    これまでに大塚さんの著作などを通して知った施設やプログラムのその後や、同様の活動が各地で行われていることを知ることができて嬉しかった。コロナ禍で中断されたプログラムも多いようだが、また再開されていることを願う。そしてこの本をきっかけに動物がくれる力に関心を持つ人が増えて、さらに活動が広がっていってほしい。著者による写真が今回も素晴らしかった。

  • okk

    盲導犬は個人的に興味があるのでとてもおもしろく読めた。なにより写真がどれもかわいくてよかった。少年院の子たちが盲導犬候補の子犬を育てる話、小説とか映画とかならないかなー

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