合金のマルテンサイト変態と形状記憶効果材料学シリーズ

目次 : 結晶の変形/ マルテンサイト変態の特徴：結晶学的特徴を中心に/ 数学的準備：演算子としての行列と座標変換/ マルテンサイト変態の基本概念：格子変形、格子対応、格子不変変形/ 双晶変形理論の概要と格子不変変形/ マルテンサイト変態の型とその結晶構造/ マルテンサイト変態の際の結晶学的パラメータを実験的に求める方法について/ マルテンサイト変態の現象論（結晶学的理論）/ マルテンサイト変態の熱力学/ マルテンサイト変態の前駆現象/ 形状記憶効果、超弾性とマルテンサイトからマルテンサイトへの変態/ 形状記憶合金の応用/ 実用形状記憶合金/ マルテンサイト変態に関するその他の問題

【著者紹介】
大塚和弘 : １９３７年浜松市に生まれる。１９６１年東京大学工学部冶金学科卒。古河電気工業（株）入社、日光研究所並びに中央研究所勤務。１９６４年イリノイ大学大学院金属工学科に留学（修士修了）。１９６６年大阪大学産業科学研究所助手。１９７３年大阪大学産業科学研究所助教授。１９７４‐７６年イリノイ大学金属工学科客員準教授。１９７９年筑波大学物質工学系教授。２０００年筑波大学定年退官。通産省工業技術院産業技術融合領域研究所特別研究員。２００３年（財）国際科学振興財団専任研究員、（独）物質・材料研究機構特別研究員。２００５年以降外来研究員。工学博士、筑波大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）