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傷だらけの光源氏

大塚ひかり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777830879
ISBN 10 : 477783087X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』がもっと楽しくなる!

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部が生み出した、日本古典文学の傑作「源氏物語」。
本書は、「源氏物語」の全訳本も刊行し、『本当はエロかった昔の日本』『女系図でみる驚きの日本史』『くそじじいとくそばばあの日本史』といったヒット作品も多く執筆している古典エッセイスト・大塚ひかり氏による“源氏物語”論になります。
登場人物の「カラダ」と「ココロ」に着目し、ストレス耐性のない貴族、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女性、モラハラ男とホモソーシャル社会‥といった現代社会にも通じるリアルな世界として「源氏物語」を捉え直していきます。
『光る君へ』がより楽しくなるのはもちろん、新しい視点で「源氏物語」を楽しむことができる一冊です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鈴木貴博

    既読の「カラダで感じる源氏物語」の改題再版ではあるが、大幅な加筆修正がなされているとのことで再度読む。五感で感じる源氏物語、「傷だらけ」になる登場人物、物語の中の様々なリアリティなど、深読みをしていく。毎度源氏物語の奥深さと大塚先生の慧眼に感服。

  • fukuokakomachi

    源氏物語といえば豪華絢爛な王朝絵巻、のようなイメージがある。だが、本作のように女君達を一人一人に着目してみると、確かにどぎつくて、不幸な人が多い。幸せなのは明石の女御くらいか?と思ったが、彼女も幼い頃に実母と引き離されていたのだった。末摘花についての視点はなるほど。確かに彼女はブスで貧乏でセンスも…なので源氏とは釣り合わないと思いがちだが、彼女は例え嫌でも「ノー」とと源氏に言えるような立場でなかったのだ。 一見完璧に見えた紫の上も含め、「キズモノ」的な女性しかコミットできない源氏って、なんだかな。。。

  • heptathorpe

    今までに読んだ源氏物語の解説本の中で、これが一番おもしろかった。なぜ大君は最後まで薫を拒んだのかについても、納得できる説明だった。

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