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千夜一夜物語 11 バ-トン版

大場正史訳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480039217
ISBN 10 : 448003921X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

薬を飲まされて正体もなく眠る宝石商のかたわらで、妖艶な妻は若者と抱きつ抱かれつ、夜どおし秘戯春態のかぎりを尽くした…美しい淫婦と世間知らずの純情な若者の、爛れるような情痴の世界を描く「カルル・アル・ザマンと宝石商の妻」、ペテン師に翻弄される人の好い床屋の数奇な物語「紺屋のアブ・キルと床屋のアブ・シル」など、波乱に満ちた話の数々とともに、絢爛たる夢物語は大団円を迎える。

目次 : 紺屋のアブ・キルと床屋のアブ・シル(第九百三十夜‐第九百四十夜)/ 漁師のアブズラーと人魚のアブズラー(第九百四十夜‐第九百四十六夜)/ ハルン・アル・ラシッド教主とオマンの商人アブ・ハサンの話(第九百四十六夜‐第九百五十二夜)/ イブラヒムとジャミラー(第九百五十二夜‐第九百五十九夜)/ ホラサンのアブ・アル・ハサン(第九百五十九夜‐第九百六十三夜)/ カマル・アル・ザマンと宝石商の妻(第九百六十三夜‐第九百七十八夜)/ アブズラー・ビン・ファジルとその兄弟(第九百七十八夜‐第九百八十九夜)/ 靴直しのマアルフとその女房ファティマー(第九百八十九夜‐第千一夜)

【著者紹介】
リチャード・F・バートン : 1821‐1890。イギリス生まれ。ヨーロッパ各地を放浪して育つ。大学中退後、軍に志願してインドに渡り、近東の諸言語・習俗を調べた後メッカ巡礼を果たす。ナイル川水源への探検、中央アフリカでの探検をはじめ、西アフリカ、ブラジル、シリアにまで足をのばした。奔放不羈、政府や上流階級と相容れず、晩年は辺境の領事として転々とし、生涯を終えた

大場正史訳 : 1914‐1969年。佐賀県生まれ。本邦初の『バートン版千夜一夜物語』の完訳を遂げたほか、外国文学、性風俗をめぐる、多数の著書・訳書を遺した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    最終巻になります。絢爛たる物語は大団円で終わって良かったです。最初から最後まで淫靡でドキドキさせられましたが、それが魅力なのでしょうね。長い夢物語を楽しませて頂きました。

  • ちょろいも

    なにはともあれ、全巻読破した自分をほめてあげたい。

  • ぷるぷる

    ここにきて集中力が切れたのか夫婦のチワ話が多いからチト辛い。最後の「靴直しのマアルフとその女房ファティマー」が鬼女房に見栄っ張り旦那に魔法の指輪と期待させる要素揃いまくりの割にバカバカしい展開で和めました。千一夜目に久しぶりにシャーリアル王が登場して物語も終わりかと我に返りました。結びの部分でシャーラザットとシャーリアル王が幸せな家庭を築いたというハッピーエンドを読んで最後まで付き合った自分に満足できました。付録のバートンについての説明もなかなか興味深いです。これでオシマイ。よく頑張った。

  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。

  • 秋良

    終わった、長かった。話の内容より、今は読み終わったことに対して感無量。

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