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ISBN 10 : 4759913971
Content Description
本書の第1章と第2章では、犯罪による被害者遺族の心理について被害者学および死生学の立場から概観した。第3章から第6章は、5つの研究から構成されている。第3章と第4章では、犯罪で子どもを亡くした遺族の適応の実態を把握するため、横断的・縦断的双方からの検討を行った。第5章と第6章では、得られた結果を踏まえ、被害者遺族の適応を促進あるいは阻害する要因について検討した。第7章では、実施された5つの調査結果に基づき、犯罪で子どもを亡くした被害者遺族への支援の可能性について提言を行い、本研究の問題点および今後の課題について検討した。
目次 : 第1部 序論(犯罪による死別と被害者心理―被害者学の立場から/ 死別の理論と死の形態に関する実証的研究)/ 第2部 実証的研究(死別における死の形態と関係性の役割(研究1)/ 事件の状況と被害者遺族の適応に還する縦断的研究(研究2)/ 犯罪で子どもを亡くした親の二次被害の実態と社会的支援の効果(研究3・研究4)/ 犯罪で子どもを亡くした両親の対処の違いと夫婦関係(研究5))/ 第3部 総合論議
【著者紹介】
大和田摂子 : 1970年大阪市に生まれる。1995年大阪大学人間科学部卒業。1999年臨床心理士(財団法人日本臨床心理士資格認定協会)。2001年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。2001年より神戸松蔭女子学院大学文学部心理学科専任講師。専門は臨床心理学、死生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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