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私と鰐と妹の部屋

大前粟生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863853577
ISBN 10 : 4863853572
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 吉田あや

    ストレスでかなでちゃんは紙を食べ、かっこよくなりたいと願った妹は右目からビームが出て止まらず、悪魔的女の子のママは、ムキになって、もう一度ムキになって、ムキムキになった。短い掌編形式となり、より面白さの濃度を増した大前ワールド。奇想天外ではあるけれど出鱈目ではなく、たった数ページの中で戦い、戸惑い、恋をし、想像もしなかった角度から牙をむく。ずっとこの世界を噛みしめていたくなった途端に逃げ出したくなり、真っ暗な渦の中で苦しんだ瞬間、薄いベールのようなヤドカリの殻に守られる。(続↓)

  • くさてる

    53の掌編が収められている。すいすいと読みやすい、はずが、その突飛な設定と奇妙な展開、なのに根底にある不思議なほどの冷静さのようなものにいちいちひっかかってじっくり読みました。基本はちょっと不思議な文学系かな?と思わせて、ぞっとするほど怖い話がポンと入ってくるので、まいりました。面白かったです。

  • まるよし

    ショートすぎて良さが伝わらないです!せっかく各々のテーマは良いのに。この作者は中編向きですね。テーマのフラグメントを見せられている感じで、もっと膨らませてほしいなーと言うのがいくつもありました。

  • ともこま

    今気になる作家の一人。超短編なので、あっという間に終わっては次の物語と続いてゆくが、人に対しての優しさや悲しみだったり、思いやりみたいなものを感じる物語が多く、また生者、死者、植物、動物、創り物との境界線が無い心地良さも感じた。著者の作品を他にも読んでいきたいと思った。

  • つくし

    酸素とは全く違う空気で呼吸しているような不思議なショートショートでした。ひと呼吸が胸に詰まったりやけにすっきり体内を循環したり、しかし理由は説明できなくて、「なんとなく」のかたまり。ほんとうは悲しかったりつらかったりするかもしれない話が飄々としていたり、これは暗い話かと思ったらとてもポジティブだったり。

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