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ISBN 10 : 4829507055
Content Description
昭和戦前期の陸軍が果たした役割を「予算編成過程の考察」というこれまでとは別の角度で分析。陸軍予算編成の実態、陸軍と大蔵省・帝国議会との関係などの検討から政策形成の構図を明らかにする。
目次 : 第1章 政軍関係と陸軍省軍務局(陸軍における軍務局軍事課の位置/ 昭和一一年七月陸軍省官制改正の経緯/ 昭和一一年七月陸軍省官制改正の結果)/ 第2章 陸軍予算編成の制度的枠組み(法規の定める陸軍予算の編成手順/ 予算についての各部局の権限)/ 第3章 予算編成をめぐる陸軍内の部局間関係(軍務局軍事課による統制/ 統制の手段としての機密費/ 陸軍予算編成における軍事課−主計課関係/ 陸軍予算の編成過程/ 軍備計画策定における参謀本部の役割)/ 第4章 昭和一〇年度陸軍予算編成(陸軍部内の予算編成作業/ 陸軍と大蔵省/ 予算閣議での妥結/ 予算審議に備えての議会対策)/ 第5章 昭和八、九、一〇年度の陸軍機密費(機密費の管理システム/ 機密費の交付/ 機密費の使用報告/ 機密費と軍事課予算班長)
【著者紹介】
大前信也 : 昭和34年(1959)奈良県に生まれる。慶應義塾大学文学部、京都大学法学部卒業、コーネル大学大学院アジア研究科修士課程修了、京都大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程研究指導認定退学。現在、同志社女子大学現代社会学部嘱託講師。専門は日本政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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高木正雄
読了日:2024/08/26
wuhujiang
読了日:2025/10/15
K
読了日:2019/10/03
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