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ISBN 10 : 4805819197
Content Description
ケアマネジメントには居宅サービス事業者間の調整機能を有しているが、一人のケアマネジャー(介護支援専門員)が主導的な役割を果たすとしても、ケアプランに基づくサービス事業者の調整を決定し、合意するケアカンファレンスが有効な手段となる。具体的には、ケアカンファレンスでは、カンファレンスに参加した介護支援専門員が相互にケアマネジメント能力を高めることができるだけでなく、介護支援専門員間で協働意識を醸成することができる。他方、ケアカンファレンスではサービスを提供することになる居宅サービス事業者間での連携を高め、相互が協働してサービスを提供することが可能となる。具体的には、ケアカンファレンスを介して介護支援専門員だけでなく、サービス提供者間でも協働して要介護者等を支援していく思想を創り上げていくことが可能となる。本書では具体的に、従来から実施されてきたケアカンファレンスである高齢者サービス調整チームでの「実務者会議」と、介護保険制度で導入されるケアカンファレンスである「サービス担当者会議」の関係を整理するが、両者はともに重要である。それらの議論を含めて、ケアマネジメントの考えをもとにして、いかにケアカンファレンスが実施されるべきかを明らかにしてみる。
目次 : 第1章 ケアマネジメントとケアカンファレンス/ 第2章 ケアカンファレンスの実際/ 第3章 事例集(市町村行政機関によるケアマネジメント/ 社会福祉協議会によるケアマネジメント/ 在宅介護支援センターによるケアマネジメント/ ヘルパーステーションによるケアマネジメント/ 保健所によるケアマネジメント/ 訪問看護ステーションによるケアマネジメント)
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