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なぜ日本の教育は迷走するのか ブラック化する教育 2019-2022

大内裕和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791775040
ISBN 10 : 479177504X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

過酷な労働、入試改革の攻防、市場化される言葉…2020年代に入り、新自由主義教育改革がいっそう推し進められるなかで、私たちはどのような困難に直面しているのか。教員の長時間労働、論理国語/文学国語の分裂、センター試験の廃止、英語民間試験の活用問題など、現場の努力や工夫だけではどうにもならない制度と政策、さらにその背景にあるものを鋭く問い直す。

目次 : 第1章 麻痺する教育現場から問い直す―内田良×岡崎勝×大内裕和(「学校文化」の問題を問う/ 給特法と教員の働き方 ほか)/ 第2章 迷走の教育から闘争の教育へ―紅野謙介×大内裕和(「国語問題」に取り組む契機/ テストをテクスト分析するということ ほか)/ 第3章 入試改革から見えてくる高大接続問題―中村高康×大内裕和(入試改革の現在地/ 改革の「理念」を問う ほか)/ 第4章 異文化への窓を開く―鳥飼玖美子×大内裕和(「英語入試」問題:英語教育改革の流れ ほか)

【著者紹介】
大内裕和 : 1967年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程をへて、現在は武蔵大学人文学部教授。専門は教育社会学・教育学。奨学金問題対策全国会議共同代表。「入試改革を考える会」代表。2013年に「学生であることを尊重しないアルバイト」のことを「ブラックバイト」と名づけて、社会問題として提起する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • お抹茶

    『現代思想』での対談をまとめた本。教員の働き方や「統治の技法」,国語教育,大学入試,英語教育がテーマ。新書で見かける論者達じゃないか。「ブラック化する教育」という副題でシリーズ化されているらしく,その時代の教育政策の断面として見ることができる。教育の在り方が時代とともに変わっていくのはよくても,中途半端な議論で決まってしまう政策に振り回される教育現場の苦労と生徒への影響を鋭く指摘する。

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