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航空母艦「赤城」「加賀」 光人社nf文庫

大内建二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769828181
ISBN 10 : 4769828187
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

実戦の結果からも、多段式飛行甲板には多くの問題が存在することが明確となり、「赤城」と「加賀」は一段式飛行甲板型の航空母艦に大改造されることになった。改造に際して得られた様々なノウハウはその後建造された日本海軍の航空母艦の設計に活かされることになったのである。図版・写真百四十点で見る巨艦の変遷。

目次 : 第1章 日本の航空母艦の黎明/ 第2章 軍縮条約と八八艦隊/ 第3章 航空母艦「赤城」と「加賀」の誕生/ 第4章 近代化改造された「赤城」と「加賀」/ 第5章 「赤城」と「加賀」に搭載された艦上機/ 第6章 航空母艦「赤城」と「加賀」の戦歴

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 白義

    加賀と赤城はそれぞれ、戦艦、巡洋戦艦から多段式飛行甲板空母として生まれ変わり、さらにその後一段式飛行甲板に改装されるという複雑な生涯をたどっている。その経緯には日本海軍と世界での航空戦力の位置付けの変遷、試行錯誤が詰まっている。本書では両空母の前史となる世界空母史、軍縮条約も含めてこの二大空母の歴史と構造を詳細に解説していて、図版や写真も多く分かりやすい。二隻を中心にした空母史という感じ。当時まだ空母の位置付けが不明瞭だったことを示す分かりやすい点は、20センチ砲の搭載だろう

  • そらのひつじ

    表題の赤城、加賀を中心とする航空母艦黎明期の試行錯誤が印象的。艦載機運用に効果的な設計として赤城に造られるも、活用は机上の空論に終わった三段式甲板。これは、艦載機やそれに関連する技術の急進歩により、当初の合理的設計がたちまち不合理なものと化して行く、技術進化のある種の残酷さを感じた。もちろん二隻の活躍と末路も述べられ、戦記としても興味深かかった。

  • スズツキ

    瑞鶴ちゃんをいじめる加賀とかいう高慢ちきを許すな。……そんなことはどうでもよく、まずは初の水上機母艦「若宮」と初の空母「鳳翔」から歴史を掘り起こし、ワシントン海軍軍縮条約などでの扱いに注目していく。詳細な図説はワタクシにはさっぱりわかりませんが。

  • Harumiya

    赤城、加賀の生い立ちから沈没まで、簡潔に説明されていて分かり易かった。そこに至るまでの時代背景とか、そういうものまで書いてあるので帝国海軍に明るくない人でも問題ないと思う。あと、細かいところ(その海戦に出撃した艦載機の数とか)まで載っているのと、図と写真が多かったのが良かった。でも、ただ事実を淡々と綴ってるだけで、豆知識とか面白いエピソードが挟まれているわけではないので、二隻に興味がないと少しつまらないかな。個人的には、とても面白かったです。

  • 涼月

    太平洋戦争序盤の主力として、多くの戦果を挙げた両艦ですが、想像以上に設計上の試行錯誤があったことが、興味深かった。

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