Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• Aya Murakami

  読了日：2025/10/01

  図書館新刊棚。 ガキ大将気質で不良でメンタル弱め…、うん、嫌いだ。不良って意外と潔癖症な人が多い気がしますが、なぜでしょう？細菌がどうとか綺麗なトイレは存在しないとか書いていますが、汚いのがイヤなら火星人かスペーサー（アシモフ）にもでもなるしかないですよ。以上病院のトイレ清掃員からの一言でした。 ただ、社会にもまれて岩波書店やらSDGｓやらの存在を知ったのは立派だと思います。 なお、ウチの仕事場で一番キツイのは汚いトイレではなく推定室温40度の風呂掃除なんだな。

• 道楽モン

  読了日：2025/06/26

  筆者が正に清掃会社社長であり、当事者としてのエピソードや仕事への向き合い方が熱く熱く熱く語られており、もう読者はただただその熱量に晒されるのみだ。本書が岩波書店の若者向けにラインナップされた事に意義がある。中高生に是非とも読んで頂きたい。職業差別や偏見にまみれたクソ社会で、社長は清掃に邁進している、その姿を彼らは読み取るだろう。大阪の小学生たちを虜にした動画も必見。彼らこそがヒーローだ。つまらない大人にはなりたくないという佐野元春を聴きながら、つまらない大人になった全てのクソ大人も読むべし。

• あじ

  読了日：2025/08/26

  「ボクは日本一恵まれたトイレ清掃員」仲間と自身でここまでに到達したこと、生来の矜持が結実した境地に感銘を受けた一方で──。胸を痛めたのが正社員枠にあぶれる人もいるという、厳しい現状。雇う側にもどうにもならない事情があるはずで。トイレ掃除という忌避認識が根深いなか、熱意を惜しみなく傾けられる人がいるというのに…。この報われない図式を逆転させてこそ個人の発展が促され、ゆくゆくは国の原動力になるはずだと思う。◉併せて読むなら◆世界一清潔な空港の清掃人／新津春子◆このゴミは収集できません／滝沢秀一

• kanki

  読了日：2025/09/19

  誰もがやりたくない仕事ランキング1位。でも、トイレがキレイだと利用者はとても嬉しい。楽しみながらトイレ掃除をしちゃう。イメージを逆転。

• ただぞぅ

  読了日：2025/11/04

  来る日も来る日も汚れた公衆トイレと向き合い綺麗にするだけではなく、トイレ清掃員という汚いイメージを一掃した著者。誰しもやりたがらない3K。だが発想を変えユニットを立ち上げ業務の様子をSNSに投稿したところ徐々に反響を呼んでいく。そして今では奥多摩の公衆トイレの綺麗さをみるために観光客が訪れるほどだという。そんな奥多摩の公衆トイレの清掃員のこれまでの経歴と活動が紹介されている。トイレを使用後に手を拭かず濡らすだけの人も多い。手についた水を床に飛ばすことも汚れに繋がる。トイレの衛生は利用者のマナーも大切だ。

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