大久保満男 / 大島伸一

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食べる 生きる力を支える 3 -3.11の記録 震災が問いかけるコミュニティの医療-歯科医師会からの提言

大久保満男 / 大島伸一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120043536
ISBN 10 : 4120043533
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

累々たる遺体、悲傷の家族。悲しみの底で歯科医師のできること、それは一切無私の身元確認でしかなかった。―震災を機に、この国は変わらなければならない。鷲田清一(臨床哲学)との対談にはじまり、秋山弘子(ジェロントロジー)らとの座談に広がる、熱い思い。

目次 : 序にかえて 3・11が、問いかけるもの/ 被災地への支援の輪を/ 身元確認にあたった歯科医師たちの150日―ルポ 1人でも多く、1日でも早く/ 大規模災害と誤嚥性肺炎 何をすべきであったか、何故できなかったか/ 待つ医療、出かける支援―災害時の医療と保健/ 仮設歯科診療所―コミュニティ復活の核として/ 被災地から始まる高齢社会のコミュニティづくり/ 『8020の里づくり』の報告/ 東日本大震災の記録を上梓するにあたって/ 生きがいを支える歯科医療に期待し、提言する

【著者紹介】
大久保満男 : 日本歯科医師会会長

大島伸一 : 国立長寿医療研究センター総長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Fumie Ono

    A本書前半の約110ページに及ぶルポでは被災地入りした歯科医師たちの検死にあたる様子を時系列に淡々と語る。その行間の向こうに累々とつづく遺体が見えるようで胸が締めつけられた。もちろん、こうした作業は、警察官、自衛隊員、消防士、医師たちとの連携があってこそなされる。死者、行方不明者は2万1千人を超えるが、あの絶望感一色のときに、遺体と向き合い、身元を特定し遺族に引き渡すために尽力をつくした人たちがいたことを私は忘れないようにしたい。

  • Fumie Ono

    @歯型の照合が身元を確認する方法の1つであることは、1985年の「日航機墜落事故」で周知されたように記憶している。東日本大震災では、次々に押し寄せる巨大津波のテレビ映像をほうけたように私は見ているだけだった。あのとき「日本歯科医師会」はどのように活動したのか。本書は、東日本大震災に向き合った歯科医師たちの記録を中心にまとめられている。被害の程度もわからず情報も得られず、交通手段も限られた寒さのなか、遺体に向き合う作業に携わった開業歯科医師はのべ2,500人にも及んだという。

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