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1945年、14歳の僕が考えていたこと。 上・戦中編 戦争を知らないキミへ

大串潤児

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591184851
ISBN 10 : 4591184854
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

福岡県久留米市の中学明善校(現在の福岡県立明善高等学校)に通っていた竹村逸彦さんが、激動の日々を綴った日記。上巻は、1945年5月から敗戦の8月15日まで。試験への不安、空襲のこと、敗戦を知らされた8月15日等。自分もこの同じ時代にいるような感覚で当時を追体験できる内容。日記に出てくる事柄を理解するための資料や用語解説も収録。日本が受けた空襲やアメリカの視点、空襲警報と警戒警報の違い、久留米空襲の地図等、戦争末期のくらしを知るための資料も充実。

『1945年、14歳の僕が考えていたこと。上・戦中編』目次より
日記編
・一九四五年五月・六月
・一九四五年七月
・一九四五年八月
資料編
・空襲<1>大都市から全国へ
・空襲<2>アメリカ軍の視点
・警戒警報と空襲警報
・防火訓練、防空演習
・防空壕
・福岡大空襲 6月19日
・久留米空襲 8月11日
・召集令状(赤紙)
・学徒出陣
・御真影と奉安殿
・教育勅語と修身
・戦時中の学校制度
・軍事教練
・学徒動員
・農作業と開墾
・戦時中の食料・代用食
・日用品と配給
・金属供出と代用品
・戦時中の情報伝達
・戦時中の本・雑誌

【著者紹介】
大串潤児 : 国立歴史民俗博物館教授。元信州大学教授。1969年、東京生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サクラ

    英語の授業があったことに驚きました。そして警報がなってもそれが日常になってしまっている事に驚きましたが、馴れとは恐ろしいです。広島の事も長崎の事も知らずにその1日を終えていた事に政府の情報操作を感じました。そんな中母の代わりに米を炊き、父にお弁当を届け、友人と遊び書物を読む。私達と変わらない日常があったことに、当たり前の事に気がつきました。

  • ak

    14歳の日記。ずっとお腹をこわしている。雀の子の話と玉音放送で怒ってるところが印象的。

  • ミルク

    米軍機が飛んでいき、あちらこちらで焼夷弾が落とされて…その空の下で少年は学校で学んだり家の手伝いをしたり友人と遊んだり読書したり…。当たり前のように戦争が日常に組み込まれた日々。 降伏したことに怒り、最後の1人になっても闘いたかったと本音を日記に綴る。 これまであまりピンと来なかった戦争が、14歳の少年が綴った日記という手法によりグッと近くに感じて苦しくなる。まるでタイムスリップしたように…。

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