Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 散文の詞

  読了日：2024/06/12

  −蛭川博士− まずもって戦前に出版された小説だということを頭に入れて読まなければいけない。なぜなら、当時の風俗を理解しておかないと何がトリックなのかわからないのだ。 最初読んだときは、どういうことなのか全く理解できなかったのだが、当時の風俗を調べてみて納得できた。 偶然が重なったような場面もあるが、主人公の活躍にワクワクできたし、そのおかげ無事、事件も解決できる。 推理小説だからと、難しく考えずにその時代に思いを馳せながら読んでみるといいかもしれない。

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