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後宮見鬼の嫁入り To文庫

夢見里龍

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867943489
ISBN 10 : 4867943487
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

「お前を、千年待っていた」ひとりぼっちの少女とひとりぼっちの神様が出会うとき奇跡が起こる、後宮恋愛ファンタジー!

【著者紹介】
夢見里龍 : 第26回電撃小説大賞で最終選考作となった『死者殺しのメメント=モリア』を改稿しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • わたー

    ★★★★★面白かった。異能を持つ一族の最後の生き残りとして、仇を探すために後宮入りした主人公。彼女は千年封印されていた神の妻として迎えられており、死者の持ち物から未練を読み取る見鬼の才によって、後宮で起こる怪事件を解決していくというホラーミステリ。実は著者の作品は初めて読むのだが、世界を滅ぼせるだけの力を持った人外との異類婚姻譚で、さらに共依存要素もある時点で好きじゃないわけがないんだよなあ。個人的にホラー作品は理不尽なことを強いられたうえで投げっぱなしになるところが好かないのだが、この作品はたとえ

  • サキイカスルメ

    一族全てを失い、神様カミジキの花嫁になった少女レイメイ。自分を愛してくれる彼を心から愛するため一族の復讐を誓う彼女が、死者の思念を読み取る異能で後宮の事件に向き合うお話。共依存!!今回はフルスロットル共依存なんですが、もっと堪能したいのでシリーズ化希望!!少女と異形の共依存はいいぞ!やはり作者さんのドロドロとしながらも美しく純粋な愛というものの描き方がたまらなく好き。カミジキのレイメイに関してだけは全てを丸ごと受け入れる寛容さ良き。事件ものとしては、ホラーっぽさと切なさがあって面白かったです。

  • 和尚

    面白かったです。 人に非ざる神。神喰。一族が根絶やしにされつつも神である彼に愛されていたことで助かった令冥。 愛の重さを受け止め合う、神と人のどちらも重たい感情も良かったですし、鬼として残る理由となる様々な強い想いも哀しみも心にきました。どうかご冥福を。 後、日常を共にしている場面なども好きでした。おどろおどろしい、も、暖かいも、やはり空気感が描かれる作品は好みです。締め方も至るまでの流れも好きでした。 おすすめです。

  • なみ

    名家に生まれた令冥は、異能を発現させられずに母に虐げられて育つが、生贄として神の嫁となり、異能を持つことに。 死者の記憶を見ることができる令冥は夫の神喰と共に、呪われた後宮で謎を解いていく。 どの話も面白かったのですが、特に第三章が好き! 他人の悲しみに寄り添える令冥の優しさが素敵です。 第四章の令冥を待つ神喰さんが可愛すぎて、普段の格好良さとのギャップにやられました。

  • シャトーブリアン

    シンデレラストーリーとしてのプロローグをすっ飛ばして、いきなり相思相愛の共依存!! 夢見里先生の他の後宮ものに比べて圧倒的に恨みが渦巻く暗い世界観。そこに令冥と神喰の愛の形が上手く調和している。 令冥が頑張って事件を解決しようと頑張ってる横には必ず神喰が寄り添っていてホッコリする。しかしとある事件の時だけは離れ離れに、その時の神喰の行動が…面白すぎて(笑) この空気感であんな姿を見れるなんて意表を突かれた!!

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