Books

大江戸釣客伝 下 徳間文庫

Yumemakurabaku

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198949501
ISBN 10 : 4198949506
Format
Books
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

「生類憐れみ」の考えが強まった「釣り船禁止令」のためなかなか釣りが出来ない采女は、釣道を極めんとして指南書『釣秘伝百箇條』を著したとされる投竿翁の足跡を追うことに。そして赤穂浪士の討ち入りで、敬愛する義父・上野介を失ってしまう。一方、相次ぐ禁令発布に抗った絵師の朝湖は、島流しの憂き目に…。ロマンに満ちた釣りを通して元禄の江戸を描く、長篇歴史活劇、完結。

【著者紹介】
夢枕獏 : 1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、「カエルの死」で作家デビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『サイコダイバー』『陰陽師』など、多くの人気シリーズを持つ。89年、『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞を受賞。98年、『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞を受賞。また同作で12年に吉川英治文学賞を受賞。17年に菊池寛賞、18年に日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ぶんぶん

    【図書館】いよいよ、下巻。 采女の数奇なる運命を柱に朝湖が其角が、どう生きたのか、元禄時代という時代は徳川綱吉の「生類憐みの令」が悪法の限りを吹き荒れた時代だった。 一国の将の言葉で泥炭の苦しみを味わうのか、時代が変わっても苦しむのは庶民だけという事か。 犬だけかと思ったら釣りにまで及ぶとは、困ったものだ。 忠臣蔵と併せて元禄を描く釣り浪漫の大作、流石、獏さんだと拍手喝采! 堂々の大団円です。

  • 辻本 敏久

    地獄に落ちるも極楽かな。

  • あきのぶ

    二十歳くらいの頃、当時勤めていた会社の【釣り倶楽部?】の忘年会に賑やかしとして、参加した事ある。絶対的なルールで、宴会開始17:00から2時間は席を立ってはダメ。逆に言うなら、その時間で一斉に人が居なくなる。ちなみに私は麻雀に引き込まれ、ビギナーズラック大爆発で、諸先輩方、ひんしゅくだった。懐かしい。

  • blue-brass

    細谷氏の「解説」を面白く読み、最後の頁。「本書は2013年5月に講談社より・・」の次に「なお、本作品はフィクションです。」とあって、何だこの一文は。当たり前だろ、要るかこれ。当時の資料を集め多くの出版物を読んで著者が描いた物語とうすうす分かった上で読んできて、読み終えたおいらはそこからタイムリープ。現実の世界に戻ってきたばかりで頭の中は直前まで現場に居合わせていたほかほか状態。そこへホントの話じゃないからねと釘を差すこの文は、どうだい楽しく読めたでしょとでも言いたげだ。編集者がニヤリとしている顔が浮かぶ。

  • necodono

    思ったよりも文体が軽かった・・けど 物語の当事者にしてみたら重いし辛い内容もあるのでこのくらいでメンタル弱った私にはちょうど良かったかも知れない 世のエンスージアストに幸あれ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items