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七つの異界へ扉がひらく 神隠し怪奇譚 竹書房怪談文庫

夜馬裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801942745
ISBN 10 : 4801942741
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人ならざる領域へ足を踏み入れたものの体験談など「異界」に纏わる壮絶な恐怖譚を夜馬裕と若本衣織が初の競筆。畏れと恐れの怪奇譚!

【著者紹介】
夜馬裕 : 怪談師。怪談作家。3代目怪談最恐位(怪談最恐戦2020優勝)。カクヨム異聞選集コンテスト大賞。第7回幽怪談実話コンテスト優秀賞。インディと怪談師ユニット「ゴールデン街ホラーズ」を結成中。映画、猫、海の生き物、料理が好き

若本衣織 : 第2回『幽』怪談実話コンテストで「蜃気楼賞」に入選。近年は様々な怪談会に顔を出しながら、自身が集めた怪談語りを行っている。趣味は廃墟巡り。狩猟免許を持ち、自ら山を駆け巡る怪談狩人。2023年『忌狩怪談闇路』にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ちょろこ

    異界ツアー満喫の一冊。ご活躍中の怪談師お二人による共著は、想像以上の面白さ。正直、口で語られるよりも筆で語られる方が好みかも。特に想像しずらい部分を脳内にスッと浮かび上がらせる巧みな文章が良かった。一番あり得そうで納得できたのは海、山の自然界にぽっかり待ち受けている扉。怖面白かったのは「待ってるよ、よこみちくん」。ラストのゾクッがいい。歴史の地で、旅館で、ごく普通の日常、そして家庭で…。リアルか否か、その絶妙な狭間に自分も連れ出されたような感覚で満喫しまくった異界ツアー。これは第二弾をお願いしたいぐらい。

  • ままこ

    何かの拍子にフッと扉が開き、ここではない領域に知らぬ間に迷い込む七つの奇譚集。ハンターの話は自業自得。信心深くても御伽噺のようにはいかない。やるせない山の怪。海に魅せられたものが行き着く先、海の怪。罪なきものも追い込む死の川の怪。弱った心の隙間をつく遺跡の怪異。悪夢のような旅館の怪。その後が気になる旅の怪。摩訶不思議な駅の怪。1番ゾッとしたのが「あけたら、しめる」理不尽で意味不明。祖父の家の異界もグロく恐ろしかった。七が何かと怪異を招いている。人や想いが交差する場所の怪談を読み終え扉を閉める。違和感は…。

  • yukaring

    うっかり足を踏み入れてしまった人、望んであちら側へ行った人、身代わりにされた人…。異界への扉が開いてしまったらあなたはもう戻れない。他人事ではない体験談に恐怖する実話怪談集。山と海、史跡や旅宿など7つのシーンで起こる神隠し。亡くなった人と出会える場所、すれ違い旅行を楽しむうちに失踪してしまった友人の手紙、異界へと繋がる古い旅宿、物音がするロッカーを開けてしまったばかりに降りかかる理不尽な怪異、東北の村で7年に一度子供が消える現象、ある日突然開いた扉には抗えない。生涯、その扉に出会わないことを切に願う…。

  • HANA

    実話怪談集。これはいい。全て神隠しに絡んだ話だけが収録されている一冊。神隠しテーマだと自分が異界に迷い込んで帰れなくなる恐怖と親しい人が返ってこなくなる恐怖に大別できそうに思う。本書も大きく分けるとその二つに分類できるんだけど、そこに様々な場所、例えば山林だとか海川、史跡や旅館といった舞台を違えることによって様々なバリエーションを持たせるのは本当に上手い。しかもテーマがテーマだから嫌な話も揃っており、そちらでも満足。知らずに開けてはいけない物を開けてしまい妻子が居なくなる話とか、もう絶望感に満ちてて…。

  • mihya

    神隠しがテーマの短編。どれも面白かった。因果がある訳でなく突然何の前触れもなく異界に行っちゃうケースはわが身に起こるのを考えると恐ろしいが、覗いてみたいようなみたくないような…。 「結界城址」は読んだことがあるような気がするが、この結末は記憶にない。舞台が同じの別の話かも?(有名な場所らしい) 「待ってるよ、よこみちくん」のすれ違い旅行が楽しそう。

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