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ISBN 10 : 4877144692
Content Description
清冽な詩篇を残し、一九四五年二月に福岡刑務所で獄死した若き詩人・尹東柱(享年二七)。日本でも広く愛される韓国の国民的詩人の足跡をたんねんに追い、最新の調査・研究成果をふまえ、その人、その文学の核心に迫る。
目次 : 第1章 『病院』から『空と風と星と詩』へ―詩人誕生の秘蹟にあずかった日本語のメモ/ 第2章 「半韓」詩人がつづった「我が友」尹東柱(前編)―尹東柱と交際した日本詩人・上本正夫/ 第3章 「半韓」詩人がつづった「我が友」尹東柱(後編)―モダニズムとの邂逅と乖離/ 第4章 同志社の尹東柱。京都で何があったのか?―発見された生前最後の写真を手がかりに/ 第5章 福岡刑務所、最後の日々(前篇)―疑惑の死の真相を追って/ 第6章 福岡刑務所、最後の日々(後編)―永遠なる生命の詩人/ 第7章 そして詩と、本が残った―所蔵日本語書籍から見る尹東柱の詩精神
【著者紹介】
多胡吉郎 : 作家。1956年東京生まれ。1980年、NHKに入局。ディレクター、プロデューサーとして多くの番組を手がける。2002年、ロンドン勤務を最後に独立、英国に留まって文筆の道に入る。2009年、日本に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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