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歌占 多田富雄全詩集

多田富雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894343894
ISBN 10 : 4894343894
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

重い障害を負った夜、私の叫びは詩になった…。江藤淳、安藤元雄らと作を競った学生時代以後、免疫学の研究に邁進する中で幾度となく去来した詩心の軌跡と、脳梗塞で倒れて後の最新作までを網羅した初詩集。

【著者紹介】
多田富雄 : 1934年、茨城県結城市生まれ。東京大学名誉教授。専攻・免疫学。元・国際免疫学会連合会長。1959年千葉大学医学部卒業。同大学医学部教授、東京大学医学部教授、東京理科大学生命科学研究所長を歴任。71年、免疫応答を調整するサブレッサー(抑制)T細胞を発見、野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞など多数受賞。84年文化功労者。能に造詣が深く、舞台で小鼓を自ら打ち、また『無明の井』『望恨歌』『一石仙人』などの新作能を手がけている。2001年5月2日、旅先の金沢で脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と仮性球麻痺の後遺症で構音障害、嚥下障害となる。著書に『免疫の意味論』(大仏次郎賞)『独酌余滴』(日本エッセイストクラブ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • cue.1

    ◯◎機械の声で、まるで高次の通信がごとく、自己を構成する自己と非自己なるものを寛容というキーワードで語るこの免疫学者に遭遇し震撼したことがある。発話の源、自己意識の臨界。最初の2篇がとても良かったが、失明して非存在を見るレーエンフックの詩は、寡黙の巨人として非存在を聴く晩年の預言のよう。1部の多くは病後、古典〜現代の舞踊作品を観て“やって来た詩”だったが、“向こう側”からの視点に著者の詩の醍醐味があり、作品として独立していた。動きのなさの中から動きを知るような。

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