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プロジェッティスタの控えめな創造力 イタリアンデザインの静かな革命

多木陽介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766429855
ISBN 10 : 4766429850
Format
Books
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「私たちは生きる喜びをどこに忘れてきてしまったのだろう。
観察し、考え、自らの手でつくってみること──
そこから生まれる“控えめな創造力”こそが、今、私たちの世界に必要なのかもしれない。」
──大西麻貴(建築家)

達意のデザイナーは、達意の観察者だった。

ブルーノ・ムナーリ、アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリ──
デザイン黎明期の戦後イタリアで建築家やデザイナーとして生きた彼らは、自らを「プロジェッティスタ」と称した。
人びとの暮らしに寄り添い、人間的なクリエイションに心血を注いだ探究者たちの理念と行動、そしてその継承可能性に迫る。

▼ここがポイント
・現代デザイン史の中で見落とされてきた脱・消費主義的な建築家、デザイナーの仕事を再発掘。
・既製品に秘められた知恵や工夫にクリエイションの源泉を探る、観察者としてのデザイナー像とは。
・「作る人(ホモ・ファーベル)」の尊厳を守り続けたデザイナーの軌跡を訪ね、現代のクリエイションの光明を探る。

【著者紹介】
多木陽介 : 批評家、アーティスト。1962年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(演劇)専攻博士課程中退。1988年に渡伊、現在ローマ在住。渡伊後は、演劇活動や写真を中心に各地で展覧会を行う。近年は自然・社会・精神のエコロジーを主題に、執筆・翻訳活動の他、展覧会の企画、刑務所内での文化活動、そして現代イタリアで「控えめな創造力」の実践者を訪ね歩く教育活動「移動教室」に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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    創造力の危機的な衰退 創造プロセス軽視と時間の質の喪失 評価されない労働 シャドウ・ワーク 手触りや存在感の喪失 透明社会 情報化による現実世界との乖離 頭と手の分離 暗黙知と明示知の欠落 専門化による総合的能力の喪失 消費社会におけるホモ・ファーベルの喪失 形式化した伝統 本質の喪失 画一化された教育 主体的学習の欠如 環境に根差す創造力の木 人間中心ではない創造力 控えめな創造力 プリコラージュ レディ・メイドと見立て 進化としてのデザイン 透明さ 創造者の倫理性 歴史の一部としての物作り

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