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シュタイネ

多和田葉子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791770137
ISBN 10 : 4791770137
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

言葉の境界をゆく鮮烈の20篇。

目次 : パピア・コルプ(紙くず籠か)/ シュティンク・ボーネン(納豆か)/ チトローネ(檸檬か)/ ザイフェ(石鹸か)/ チガレッテ(煙草か)/ アウグスト(八月か)/ グリュービルネ(電球か)/ ジムプトーム(症状か)/ アイ(卵か)/ ギースカンネ(如雨露か)〔ほか〕

【著者紹介】
多和田葉子 : 1960年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。82年、ドイツ・ハンブルクへ渡る。ハンブルク大学大学院修士課程修了。チューリッヒ大学大学院博士課程修了。91年「かかとを失くして」の群像新人賞以降、93年「犬婿入り」で芥川賞、2003年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞、11年『雪の練習生』で野間文芸賞、13年『雲をつかむ話』で読売文学賞と芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)など多くの受賞歴がある。近著に『献灯使』『百年の散歩』など。06年よりベルリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なる

    ダダイズムっぽさ、意識の流れ、これ酔っ払いながら書いてないか?っていう感じの自動書記、めちゃくちゃ面白くて爆笑する。特に後半につれてふざけ度が増して行く。これらが果たして多和田葉子らしさかと問われると迂闊には頷けないけれど、中盤の『アイ(卵か)』『ギースカンネ(如雨露か)』あたりで突然に油断する。前半は徹底的に言葉を弄ぶ(もてあそぶ、が妥当な表現だと思う)作風だったのが突如として真面目な顔をする。ふふん、バレてるぜ姉さん。本質をそうやって忍び込ませるのが賢いやりかたなんだね。妄想かもしれない。すまぬ。

  • mntmt

    詩集。言葉の感覚が鋭い。うーん、でも、この方は詩より小説の方が好きだな。

  • まーぷる@低浮上

    多和田葉子さん2作目は詩集を選んでみた。何とも難解、絡み合った糸のようで解けたと思ったらまた別の糸が出現するような感覚。うーんと頭を抱えてしまうのに理解したくて読み進めてしまうのが自分でも不思議で仕方ない。ダルムシュピーゲルング(腸カメラか)、ブリレ(眼鏡か)が面白かった。何度も読み返して噛み砕いて飲み込むのが多和田葉子さんの魅力なのかも。難解だけどやはり癖になる。わからないのにまた懲りもせず読み続ける自分が見える。

  • haruaki

    自由にされた言葉から湧き立つイメージの中で脳が泳がされている感覚になる。軽い毒とユーモアとリズムにつられて、トリップしてしまうこの気持ちよい美しさは、やみつきになる。

  • 真琴

    多和田葉子さんの詩集。言葉が軽やかに飛び跳ね踊っている。音読したくなってしまった。内容はほとんど理解できませんでしたが、感覚を楽しみました。

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