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新版 読みの整理学 ちくま文庫

外山滋比古

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480439574
ISBN 10 : 4480439579
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

読み方には2種類ある。既知を読むアルファ読みと未知を読むベータ読み。『思考の整理学』の著者が現代人のための「読み」方のコツを伝授する。


【著者紹介】
外山滋比古 : 1923‐2020年。愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論やエッセイを多数執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ねこ

    「思考の整理学」で有名な外山先生の最新刊。勿論、外山先生は既に鬼籍に入られますが。序章から中学生クラス一同から「文章が間違っています。直してください」と手紙をもらい、怒ってらっしゃる。何だか想像すると申し訳ないけど笑ってしまう。既に心を掴まれてしまった。うまいなぁ。…読書には読み方が2つあって、知っている事を読む「アルファー読み」知らない事を読む「ベータ読み」。知らない事を読む事は難しく嫌になってしまう事が多々あるけど、繰り返し繰り返し読む事が王道。素読もいいとの事。ベータ読みで世界を広げていきたいね。

  • こばまり

    読めばいいというものではない。読み通せばいいという訳でもない。耳の痛い指摘ばかりであった。18の頃、父に「おまえの読書には背骨がないなぁ」と呆れられて以来、己を戒めてきたつもりだが、気付けばその場しのぎの楽しいα読みばかり。ガンバリマス。

  • のり

    この本こそ何度も読んで咀嚼するべき文章なんだろうな。読書は元々音読だった。人類が黙読を始めたのは割と最近のこと、というのは、最近読んだ別の読書論の本にも出てきたから理解。読みやすさがウケるから、出版社も本を売るために、読みやすい出版物ばかり作ってる。既知を読むアルファ読みばかりしてると、未知の読みベータ読みを面倒に感じるようになる。おかゆばかりじゃなく、噛みごたえのある本を読もう。

  • 家出猫

    個人的な話で始めますが、書き言葉においては、とかく読みやすいことを求められて生きてきました。しかしながら、一般に読みにくいと言われる抽象的な文章にこそ、作者の創造と、読み手側の創作とのいわゆる合奏があるのだと、改めてハッと気付かされました。語彙力を増やすだけでなく、読めば読むほど味が出るような文章の使い手になりたいと同時に、これまでの自分の『読み』と新たな側面で向き合いたいです。また、何度も読み抜ける本、あるいは、途中で手を止めて違う機会に再読できる本に、これからも出合いたいですね。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    読者のベーター読みが古典を創る

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