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ものの見方 思考の実技

外山滋比古

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569791159
ISBN 10 : 4569791158
Format
Books
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
栗原裕 ,  

Content Description

思いがけない着想、意表を衝く論証、時を経ても古びない論点。自分にしかできない「ものの見方」をつくる最高のヒント。読む、書く、記憶する、理解する、考える時の知的な武器となる「創造的思考」のためのお手本。

【著者紹介】
外山滋比古 : 1923年、愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒。雑誌『英語青年』編集長、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、お茶の水女子大学附属幼稚園園長、昭和女子大学教授などを歴任。現在はお茶の水女子大学名誉教授。英文学者、評論家、文学博士。専門の英文学をはじめ、言語学、修辞学、教育論など広範囲にわたる研究と評論活動とともに、ことばによる幼児の情操教育についても提言などを続ける

栗原裕 : 1940年、前橋市に生まれる。1969年、東京教育大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。現在、大妻女子大学文学部教授。1960年以降、著者の指導を受け、現在にいたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 和草(にこぐさ)

    改めて日本語は縦書きに即した語であることを認識させられました。外山先生の文章を読むと奥深さを感じ、自分の浅はかさが現れます。これからも浅はかさを知る為にも、沢山の本を読み続けたいです。

  • るう

    外山先生の精選試論集。日本語と読むことについて、記憶と忘れることの大切さ、外国語と思考と中年以降の人生の過ごし方について幅広く語られている。

  • ひづる

    外山滋比古さんの著書の試論を栗原裕さんが精選・編集した本。本のサブタイトルに思考の実技とあるように、外山さんの思考の模範演技が本書で繰り広げられていた。内容的にかなり難解な部分もあったが、思考の進め方・転換の仕方は興味深かった。特に思考するにあたって、およそ結び付きそうにない分野を参考にして、論理を進めていくさまは非常に参考になった。

  • 1.3manen

    縦書きと横書きの違いは、手書きでわかる。つまり、縦書きの方が漢字の筆の運びが自然になるようだ(9ページ)。PCやスマホでの入力が主流となり、本欄も基本的に横書きであるが、手書きの漢字の価値が重くなってきたのであろう。また、私のハンドルネームはおんどくと名乗っているが、音読は子どもの特権でもない気もする(42ページ〜)。重要な部分だけでも音読しておいた方が得した気分になるからである。とかく、大量の情報を処理する能力が問われる多忙な現代社会だが、速読も遅読(味読)も両刀使いが正しいのかもしれない。

  • 仮名

    外山滋比古の精選試論集。どの稿も面白くて、けれども難解すぎないので脳に程よい刺激がもらえる。外山さんの著作は『思考の整理学』しか読んだことなかったけれど、他にも読んでみようという気になった。「地理的思考」が特に印象に残った。

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