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21世紀東南アジアの強権政治 「ストロングマン」時代の到来

外山文子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750346632
ISBN 10 : 4750346632
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東南アジアでは戦後「開発独裁」とよばれた権威主義体制が支配してきたが、90年代以降民主化が進み、選挙による政権選択が行われるようになった。ところが近年、新しいタイプの「ストロングマン」たちが登場している。彼らは、ときに人権侵害をともなうほど強権的であり、汚職の噂さえつきまとうにもかかわらず、民衆に幅広く支持される。それはなぜなのか。詳細な現地調査をもとに東南アジア民主化の行方を占う。

目次 : 第1章 “総論”東南アジアにおける新しい強権政治の登場(21世紀における民主化の課題/ 21世紀東南アジアにおける新しい強権政治の登場 ほか)/ 第2章 “タイ”タックシンはなぜ恐れられ続けるのか―滅びないポピュリズムと政治対立構造の変化(ポピュリズムとは/ タックシン政権登場前の政治―伝統的エリートによる統治システム ほか)/ 第3章 “フィリピン”国家を盗った「義賊」―ドゥテルテの道徳政治(道徳をめぐる闘争/ 「義賊」ドゥテルテの構築 ほか)/ 第4章 “マレーシア”ナジブはなぜ失脚しないのか(はじめに―世界をかけめぐった1MDBスキャンダル/ ナジブ・ラザクという政治家 ほか)/ 第5章 “インドネシア”庶民派大統領ジョコ・ウィドドの「強権」(庶民出身の大統領/ 巧みな人事とイメージ戦略 ほか)

【著者紹介】
外山文子 : 日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)。博士(地域研究)。タイ政治、比較政治学

日下渉 : 名古屋大学大学院国際開発研究科准教授。博士(比較社会文化)。政治学、フィリピン地域研究

伊賀司 : 日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)。博士(政治学)。マレーシア政治、比較政治学

見市建 : 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科准教授。博士(政治学)。インドネシア政治、比較政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • taming_sfc

    ポピュリストの時代に東南アジアでなぜ強権的な政治指導者が選出されるのか。その謎にクリアに切り込んだ学術的意義があり、かつ、一般の方でもわかりやすい一冊。

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