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ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行 1 電撃文庫

夏海公司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049161021
ISBN 10 : 4049161028
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
SOLANI ,  

Content Description

 外部からの不正アクセスによってサービスが停止された、人気VRSLO『ダーケスト・レルム』。その熱狂的プレイヤーの一人だった椋野ミギリは“眠りアザラシ”を名乗る人物から、ウィルス解析(フォレンジック)用ルートを使用した裏口接続(バックドアアクセス)のオファーを受ける。
 ゲーム内に残された暗号通貨で一儲けしようと集まったかつてのプレイヤーたち。ところがログインした彼らを待っていたのは、ウィルス感染によって逃げ場のない地獄と化したデスゲームの世界だった‥‥。その最深部・地下六十層で窮地に陥ったミギリは、しかし思いも寄らない出会いから数奇な運命に巻き込まれていく。絶望の淵からミギリを救った“彼女”の目的とは? そして謎多きサービス停止の真相とは――?

【著者紹介】
夏海公司 : 兵庫県出身。2007年『葉桜が来た夏』で電撃小説大賞に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    外部不正アクセスでサービス停止された人気VRSLO。その熱狂的プレイヤーだった椋野ミギリが。ウィルス解析用ルートを使用した裏口接続のオファーを受けるファンタジー。謎の人物から招待されたかつてのプレイヤーたちを待つ逃げ場のないデスゲーム世界。裏切られ最深部で窮地に陥ったミギリが、数奇な運命から核心に迫っていく展開で、油断ならない仲間たちと手を組みながらたどり着く意外な真相があって、絶望を抱えていたミギリにも望外の結果が待っていましたけど、苦難を乗り越えた相棒に巻き込まれていくその結末はなかなか良かったです。

  • 冬野

    作者さん二作目。VRものの作品はほぼ未経験の自分でも楽しめた。ゲーム世界ならではのスケールの大きさと、現実ではあり得ないぶっ飛んだ光景にぶっ飛んだ理屈が与えられていく過程が爽快で気持ちいい。強大な力を持ちながら幼い少女の姿をしたスゥが可愛い。終盤の種明かしはややあっさりしていたかな?主人公は身体が動かなくなる病に侵されているのだが、難病ものの新しい解を見た気分。歯切れのいいバトルシーンもイラストもクールで格好いい。タイトルが既存のゲームに酷似しているのが(意図的だと思うが)ややネックかな…。星:4.5/5

  • 椎名

    すっかり展開され尽くしたと思っていたVRMMO×デスゲームものだが、また違った入り口でかなり面白かった。荒いというよりは端折られたように感じてしまった部分もあり、もっとどっしり厚くしてほしかったという感覚があるのは否めないが、後半から磨きがかかるSF展開は光っていた。そして言われてみれば人間の神経だって信号でしかない。主人公の設定、ゲームという場に現実的に今アップデートされ続けているAIやシステムというものを面白く組み込んで作品として昇華している。読後感も爽やかで良かった。

  • 真白優樹

    外部からの不正アクセスによりサービス停止したVRSLOにのめり込んでいた少年が、謎の招待を受け始まる物語。―――無限の対話、試行の先に真実を探して。 死にゲーなのにデスゲームと化した電脳空間の中、ウイルスとの戦いを繰り広げながらも真実を探す物語であり、様々な真実が対話の先に一つに繋がり明かされる、癖の強くて濃いSFが繰り広げられる物語である。始まったばかりの対話、そして試行。その中心人物になってしまい、これからどんな道を相棒と共に進んでいくのだろうか。 その先も是非、見てみたい次第である。

  • 彩葉 楓🍁

    【★★★★★】読了前と読了後の印象が大きく変わった。データ世界であるVRSLOを舞台とした作品。ゲーム内がウィルスに犯され、それに立ち向かう物語なのかと思っていたが、読み進めていくうちに圧巻されるアイディア、広がり続ける世界観、予測不可能な展開などなど、驚かされる要素が多い作品だった。スローンと呼ばれるデータ存在と協力する主人公。言語を介さず異形の姿や少女の姿で目ぶり手振で主張するスローンの姿が可愛らしい。リトライ制を使って攻略するシーンは良いアイディアだなと感じた。謎めいた行動原理が終盤で全て解ける快感

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