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神様のカルテ 3

夏川草介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093863360
ISBN 10 : 4093863369
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2009年『神様のカルテ』一般書・文庫あわせて 150万部突破!、2010年『神様のカルテ2』40万部 のベストセラー!!
昨年夏、主演:櫻井翔、宮アあおいの豪華キャストで 映画化、ヒット!
そしてついに この夏 第一部クライマックス! 待望のシリーズ第3弾

栗原一止は、信州にある「24時間365日対応」の本庄病院で働く内科医である。医師不足による激務で忙殺される日々は、妻・ハルの支えなくしては成り立たない。昨年度末、信濃大学医局からの誘いを断り、本庄病院残留を決めた一止だったが、初夏には恩師である古狐先生をガンで失ってしまう。
 夏、新しい内科医として本庄病院にやってきた小幡先生は、内科部長である板垣(大狸)先生の元教え子であり、経験も腕も確かで研究熱心。一止も学ぶべき点の多い医師だ。
 しかし彼女は治ろうとする意思を持たない患者については、急患であっても受診しないのだった。抗議する一止に、小幡先生は「あの板垣先生が一目置いているっていうから、どんな人かって楽しみにしてたけど、ちょっとフットワークが軽くて、ちょっと内視鏡がうまいだけの、どこにでもいる偽善者タイプの医者じゃない」と言い放つ。彼女の医師としての覚悟を知った一止は、自分の医師としての姿に疑問を持ち始める。そして、より良い医者となるために、新たな決意をするのだった。


【著者紹介】
夏川草介 : 1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県の病院にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は2010年本屋大賞第二位、150万部を超えるベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 射手座の天使あきちゃん

    「医は仁術」の路を登りながら、こう考えた。「医局」に働けば先がある。開業に走れば金になる。臨床を通せば過労死だ。とかくに地域医療の世界は住みにくい。 (>_<) 東西さ〜ん 泣きたくなければ「優し過ぎる男」と「夢を追いかける男」を好きになっちゃダメ!!(笑) 今回も涙しました。夏川さん ありがとう♪

  • takaC

    もとより東西直美贔屓の自分としては第二話「秋時雨」が好きだな。因みに私の本籍地は池田町なのだが、島内さんはウチの親戚の酒屋で酒を買ったりしてるのかな。

  • zero1

    続けることが大切なのは読書も同じ。人間ドラマ全開!医者や患者にはそれぞれ事情がある。病院を抜け出す横田。祭りで彼がしていたことは?新任の小幡という女医は内視鏡の使い手だったが問題が。彼女の事情は後半明かされる。外科医の次郎は大学に戻る前に大手術を担当。一止は自信を失うものの、進む道が見つかった屋久杉にハッブルの話で励まされる。この場面は秀逸!そして一止は決断する。屋久杉は下宿を去るものの、戻る人あり!榊原と東西のエピソードもこのシリーズらしい。この後、医学生時代の一止を描いた「0」はあるものの、4は出る?

  • hiro

    いつもの地方病院で働く内科医の物語だが、森見さんを思い出すいつもの古風な文章で書かれたこの小説を読んだあとは、信州の温泉に入った後のようにさわやかだった。1・2では思いもしない進路を一止先生が取ることになったが、医師という職業は無知であることがすなわち悪であるということがよくわかった。でも、あの島内老人は、あまりにも医師側に優等生のように思えた。‘嵐’のシーンは、夏川さんの映画に対するお礼なんだろうかw 映画では外村看護師長を吉瀬美智子さんが演じていたが、私は小幡先生も吉瀬美智子さんをイメージして読んだ。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火

    「背中の龍で治療は変わらねぇ」感想に、島内老の言葉を拝借すれば「この世知辛い世の中で、青臭いことを生真面目に、丁寧に、紡いだシリーズに出会えるとは思わなかった。ますます魅力を増す3巻を読めて、私は本当に嬉しかったのですよ、夏川さん」1・2巻に比べれば涙を誘うエピソードは弱い。が、医師としての在り方を自らに問うことで、物語としての深みはシリーズ中、一番強く感じる。イチに大きな転機を決意させる、もう一人の主人公・小幡医師の存在が鮮烈。若き研修医の頃、膵癌で失った夫。最初に膵嚢胞と診断し、経過観察とした→続く

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