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Cocoon 4 宿縁の大樹 講談社文庫

夏原エイジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065230251
ISBN 10 : 406523025X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人としての命を終えた後も、恨みと哀しみによって、鬼と化す者たち。幕府は鬼から江戸を守らんと「黒雲」を作り、朝廷は差別をなくさんと鬼を利用することを思いついた。幕府と朝廷の代理戦争に巻き込まれた瑠璃は、己の運命と向き合うことに。そんな時、「黒雲」の精神的支柱、権三が人を殺して消えた!

【著者紹介】
夏原エヰジ : 1991年千葉県生まれ。上智大学法学部卒業。2017年に第13回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した『Cocoon‐修羅の目覚め』でいきなりシリーズ化が決定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きょん

    権さん一家を襲う理不尽な出来事が悲しく切ない。帝の主張は具体的な飢饉からの立て直しを考えておらず、単に権力を取り戻すために差別の撤廃など聞こえの良い事を言ってるようにしか見えない。鳩使いラスボス将門様と瑠璃の対決の行方は一体どうなるんだろう。

  • ざるめ

    権さん…あぁ権さん…(T-T)苦しく、辛い戦いを乗り越え、益々深まる仲間との結束(^ー^)しかし、この終わり方は…(゚A゚;)

  • みどり

    権三さんの過去。ほぼ1冊を掛けるだけのことはある。 現在と、過去の狭間で、そう来るか!!という展開。 黒雲と鳩飼いの戦いだけではなく、結局大きなくくりで「人は人を見下さないと生きていけない」という、すごく悲しい展開の話。 次でみんなが幸せに、という終わりに持っていくのは力業になりそう。

  • まゆこ

    ★★★☆☆

  • アヤ

    どれだけ因縁を重ねて来るんだろうか。ある意味狭い世界かと。権三の過去も明らかになり、あとは最終決戦のみか。ちょっと上滑りして来た。誰もが幸せなハッピーエンドにはならなそうな予感しかない、遠慮会釈なしの展開でした。

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