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夏井いつきの 日々是「肯」日(ひびこれこうじつ)

Itsuki Natsuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860294946
ISBN 10 : 4860294947
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan

Content Description

TV「プレバト!!」で大人気! 夏井先生の俳句とエッセイ、写真がコラボ!
オールカラー!
俳句は、ありのままに過ごすよき日々を、さらに素晴らしい「肯」日に変えていく!


目次
はじめに




季節を先取る俳句

忘却のもたらす感動

ほのぼの笑う祖父と祖母

伊月庵の御庭番

日々が色を失わないために

記憶の中の桃の日

伊月庵の若桜初めての春

花百句のひと日

花びらと過ぎていく時間




興味の尽きない句材

ふるさとの海風

一句から現れる無数の記憶

好奇心に満ちた日々

梅雨を過ごす

美しいと思う心

退屈なんてなくなる

傍らにある人生の杖

科学に近い文芸

いらだちも俳句のタネに

思いは一マスの空白に

忘れても一句、謝っても一句

庵に残す名前




伊月庵に訪れる秋

広がり繋ぐ句友の輪

シャガールの夢

ちと笑いちと涙する

霧に沈み込む四国




堂々たる米寿の主張

雨を時雨と呼んでみる

広がっていく家系図

吟行というウォーキング

雪の音聴きしめくくる年

人生を支えるぬちぐすい

令和最初の年の暮


新年

得した気分になる俳句

新年の季語の粋と雅


著者プロフィール
夏井いつき (ナツイイツキ) (著/文)
昭和32年生まれ。松山市在住。
8年間の中学校国語教諭の後、俳人へ転身。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加え、俳句の授業〈句会ライブ〉、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど幅広く活動中。TBS系「プレバト!!」俳句コーナー出演などテレビラジオでも活躍。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」、朝日新聞愛媛俳壇、愛媛新聞日曜版小中学生俳句欄、各選者。平成27年より初代俳都松山大使。『NHK俳句 夏井いつきの季語道場』(NHK出版)、『夏井いつきのおウチde俳句』(朝日出版社)、『子規365日』(朝日新聞出版)、『2020年版 夏井いつきの365日季語手帖』(レゾンクリエイト)など著書多数。

【著者紹介】
夏井いつき : 昭和32年生まれ。8年間の中学校国語教諭経験の後、俳人へ転身。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加え、俳句の授業“句会ライブ”、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど幅広く活動中。TBS系「プレバト!!」俳句コーナー出演などテレビ、ラジオでも活躍。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」、朝日新聞愛媛俳壇、愛媛新聞日曜版小中学生俳句欄、各選者。平成27年より初代俳都松山大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きむこ

    私には理解できない俳句もあるけれど素敵な写真と先生の綴る言葉に季節を感じ、物や人を観る時のそのまんまを感じ喜ぶお人柄が伝わる。夕ご飯を食べながら夏井先生の番組をみはじめて何年になるのだろう。『17音でいかに無駄なく伝えたいことを綴るか』は読メのレビューを255文字で伝えるのと似ていて、とても勉強になる。先生の、まず褒める所から始める指導が好き。そしてこの本を読んで俳句はとてもポディティブである事、人生そのものを全肯定で生まれる世界である事が感じられ、先生のお人柄の一片を見せてもらった気がした。★5

  • とよぽん

    この本は、写真付き句集というよりも、夏井いつき組長のエッセイ集ととらえた。人生、何があろうと日々是「肯」日だと思い、天気が悪くても、アクシデントがあっても、それらを肯定的に受け止めて「全ては俳句のタネだと腹をくくる」。何と潔い生き方! 離婚してお子さん2人と実母とのアパート暮らしで最も貧乏だった頃のこと、熟年再婚したマネージャーという名の夫さんのこと、俳句と写真の素晴らしさ以上に、一句ごとに綴られた組長のエッセイが胸打った。押しいただいて読了。

  • nyaoko

    美しい景色の写真に並ぶ、美しい17文字。ご存知、プレバト俳句の先生夏井さんのエッセイ。テレビでは歯に衣着せぬ物言いで、ズバッとダメ押し、キリッと添削、素敵な作品には絶賛の褒め言葉を送る姿はいつ見ても面白い。自身の波乱に満ちた半生を語り、人生最良のパートナーや、家族の事、高齢になってから四建てた家の事、俳句の事何から何までパワー溢れる内容だった。俳人にとって生憎の天気は無いって人生いいなぁ。

  • れっつ

    "はじめに"で語られる「喜びの遊び」のエピソードに、最早心を掴まれる。TV番組「プレバト!」の俳句の愛ある辛口批評でもお馴染み、夏井いつき先生の、季節を追って綴られる句と写真、エッセイと季語解説。その句に纏わるエッセイの、何とあたたかくほのぼのと心に沁みること…!歳を重ねた故のあるあるな出来事、子や孫や近しい人々のこと、ご自身の生い立ちや人生など、夏井先生の思いやお人柄が伝わって、句により深みが感じられる。句会も吟行も参加したことはないけれど、この本片手に気が向いたときに創作してみるのもいいなぁと思った。

  • えっくん

    ★★★★★プレバトの夏井先生の俳句集。春夏秋冬の季節の移り変わりの俳句と添えられた写真が美しいです。そしてその俳句の背景を物語るエッセイにはお孫さんのこと、ご主人のことなど日常の何気ない夏井先生のプライベートが垣間見え、夫婦愛や家族愛が伝わってきます。何が起きても肯定することの『日々是「肯」日』という造語にプレバトでも見られる夏井先生の潔さが感じられます。俳句は初心者ですが、17音に込められた作者の気持ちやその場面を想像してみることは、読書している時と同じようにその情景を思い描く至福の時間と思います。

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