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森のきのこを食卓へ 里山で、家で、おいしく楽しむ小規模栽培

増野和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716723
ISBN 10 : 4806716723
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

大型施設での大量生産体制により、きのこは価格・流通両面で身近なものになってきた。しかし一方で、家族経営などの中小規模生産者は次々と閉業している。多様で味わい深いきのこを未来に残すために、研究者として何ができるだろうか?きのこが秘める可能性への熱いまなざし、そして試行錯誤を重ねながら一歩ずつ前に進んでいく姿勢が、実践可能で持続可能な栽培法を見出していく。「おいしさとは何か」という根本的な問いから消費者に届ける流通・販売法まで、綿密な調査研究から導き出された「楽しくておいしい」きのこ生産の手順を徹底解説。

目次 : 第1章 きのこ業界の流れを変える/ 第2章 多様な栽培法を探る―森林からの遺伝資源探索と栽培試験から/ 第3章 「おいしさ」を追求する―ナメコの味の見える化/ 第4章 里山を宝の山にする/ 第5章 おいしいきのこをおいしく届ける―地域を循環する経済への貢献/ 第6章 きのこを楽しむ/ 第7章 きのこを集め、つないでいく

【著者紹介】
増野和彦 : 1957年長野県佐久町(現・佐久穂町)生まれ。新潟大学農学部林学科を卒業後に、長野県職員。長野県林業総合センター特産部技師、研究員、主任研究員を経て、研究技監兼特産部長で定年退職。その間、主にきのこの育種および栽培技術の開発に従事する。退職後も再任用職員などで同センターに在籍。現在、一般社団法人日本きのこマイスター協会の理事、農林水産省の種苗法に基づく現地調査員、日本特用林産振興会のきのこアドバイザー研修・登録委員会委員を務めている。日本きのこ学会技術賞(2019)、森喜作賞(2019)、日本木材学会地域学術振興賞(2013)、日本木材学会技術賞(2008)、日本林業技術協会林業技術賞(2003)などを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えつ

    論文を読んでいる気分になった。読んでいたら、きのこを育てたくなった。あと、なめこは西日本ではあまり好まれていないということを初めて知った。あのぬめぬめが美味しいのに、残念だ。あー、きのこ類食べたい。

  • Go Extreme

    きのこ生産現状:大規模化、価格競争、中小撤退、地域との希薄化 多様な栽培技術紹介:原木、菌床(露地・施設)、落ち葉マウンド法 遺伝資源の重要性:多様な品種開発のための収集・培養・維持 加工・保存方法:塩蔵、乾燥、瓶詰、冷凍、水煮による価値向上 市場流通と販売:小規模生産者の課題と直販の可能性 地域活性化提案:きのこ栽培核の資源活用、遊休施設再利用、農業連携 文化と楽しみ:きのこ狩り、食文化、イベント(祭り・検定)の魅力 栽培失敗事例からの学びと安定生産への教訓(里山資本主義の視点)

  • takao

    ふむ

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