からだをみれば心がわかる ボディートークの世界

怒りの感情を持つ人は背中の中央を盛り上げる。失恋で悲しみの中にいる人は胸椎３番を中心に胸をキュッと詰めている。イジメっ子の体は？…体に現れたしこりをほぐせば、不思議なほど体も心も楽になる！

目次 : 第１章　心は体に正直に表れる（心と体の具体的な結びつき/ 心の体表現語/ 体のシコリやユガミから心を知る/ 骨と筋肉を指で触れて確かめる）/ 第２章　体を通して心をほぐす（心に鍵をかける、体に鍵をかける/ 「体ほぐし・心ほぐし」の仕組み/ キー・タッチ＝やわらかく繊細に生命を包む体の触れ方　キー・ワード＝心にしみる言葉がけ/ イジメの問題は「北風」ではなく「太陽」で）/ 第３章　心も体もしなやかに（内を感じる能力―「第六感」を磨く/ 赤ちゃんや動物の身のこなしから学ぶ/ 自然体運動/ 生命を守るためのしなやかさ）/ 第４章　生命の中心となる息と声（息の仕方は生き方/ 生命を守る声/ 小鳥はなぜさえずるのか/ 声を聞けば本音がわかる/ 生き方を表す声）/ 第５章　人生を豊かにするボディートーク（行動や姿勢から心を知る/ 心・体・頭の働きをひとつにする/ すこやかに病む/ 創造的人生）

【著者紹介】
増田明 : ボディートーク協会会長。１９４３年、満州生まれ。京都大学法学部、大阪教育大学特設音楽課程卒業。大阪府立高校で音楽科教諭として１５年間教鞭をとる。その間、バイオリニスト、指揮者としての演奏活動やミュージカル制作・指導を行い、それらの活動の中からボディートークの原理を発見、体系化する。１９８５年、ボディートーク協会を設立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）