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今日から日雇い労働者になった -日給6000円の仕事の現場-彩図社文庫

増田明利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801300255
ISBN 10 : 4801300251
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan

Content Description

底辺労働の現場を体験取材!働いても働いても金なんか貯まらない。ここはまるで蟻地獄だよ…今、失業したらこんな生活が待っている!

目次 : 底辺労働の世界に足を踏み入れる/ 1本の缶コーヒーを買うことに躊躇する/ 時間を潰すのがツラい“あぶれ休日”/ 日雇い派遣はガラクタなのか?/ 低賃金で働くことに慣れ始めている/ 1日雑誌拾いをしていくら稼げるのか?/ 薄っぺらい求人誌で仕事を探す/ 山谷の簡易旅館に寝床を変える/ 倉庫作業はロボットになった気分/ 山谷のオヤジは不況を嘆く〔ほか〕

【著者紹介】
増田明利 : 昭和36年生まれ。昭和55年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • イロハニ

    H21年夏の体験ルポ初日〜30日間の日々を章立てしその間の求職も就寝もその日暮らしに徹し体調心境変化追う。寝ぐらは初日〜7日までネットカフェ難民の地、蒲田。が居住性に耐えかね山谷の簡易旅館へ、辺りはアオカン(野宿)も多く犯罪有りのヤバイ所。…が、この暮らし4日したら馴れ始めた!だが著者の見解は暗い。僅かな明るい面も有ろうにそれを語らぬは著者の感性欠如か?だがそれが正直な観察とも思う。20c初頭動物作家で著名なJロンドン著の英国大都市の下層民ルポが有るがそれに比肩するかは別だが本書も立派な考現学成り得てる。

  • イロハニ

    作中前段に、よく膾炙した格言である『籠に乗る人、担ぐ人。そのまた草履を作る人』を引用し著者は職業に貴賎なしとは嘘だと断言。全編この感覚が通底し完結するのが本作の寂しい所。作る人達を促す一面も欲しかった。ルサンチマンへの寛容やそこからの健全な奮起の出来る社会を取り戻し社会階層の流動性を回帰させる事が打開とならぬか?終戦直後の混乱が遥か遠くなった事も一因か?かつて田中角栄はこの格言に対し草履を作る人がなくて籠に乗っていられるかい!と啖呵を切った…これを隔世とし達観するか?今の世に欠落する精神とし猛省するか?

  • 0607xxx

    ルポライターの著者が30日間、実際に日雇い労働者となりまとめた一冊。著者の人を見下したような考え、発言は余計なような印象を受けた。しかし、内容は明日は我が身といった感じで、怖い世の中だなと思う。

  • Yasutaka Nishimoto

    著者の本を何冊か読んだが、今回は愚痴が多い。それはそうだろう。1万円を切る日雇いを体験とはいえ、30日間、それも休日部分をも体験する、宿の確保も同様するのだから。自分も職探し中や、年を取ってからの2回目の学生時代なんかに、ビラ配りや派遣、コンビニアルバイトなんかをやったが、またやりたいかと言われると御免だ。明ける夜が、見えるゴールがないのなら、絶対にやりたくない。よいルポ。

  • MICKE

    こんなので楽しく普通に生きていけたらいいのに、どうしてそうならないのだろう、そうならそうとしない世の中が間違っているのではないか。

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