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天才たちの集うところ(仮)

増淵敏之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781618920
ISBN 10 : 4781618928
Format
Books
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

なぜ、ある時代、ある場所に、世紀の天才たちは集うのか?漫画の歴史を生んだ「トキワ荘」「大泉サロン」、ネットワークを築いた「ポプコン」「PFF」、若者文化を担うクリエイターがオフィスを連ねた「セントラルアパート」、多士済々な面々が集う音楽喫茶……。日本のカルチャーを築き上げた「場」の磁力に迫る。

【著者紹介】
増淵敏之 : 1957年、札幌市生まれ。法政大学大学院政策創造研究科教授。専門は文化地理学。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。NTV映像センター、AIR‐G’(FM北海道)、東芝EMI、ソニー・ミュージックエンタテインメントにおいて、放送番組、音楽コンテンツの制作および新人発掘などに従事したのち、現職。現在、コンテンツツーリズム学会会長、文化経済学会“日本”副会長など公職も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • makoto018

    トキワ荘から現代のコワーキングスペース、オンラインサロンまで。文化や創造を生み出したコミュニティを分析。原宿のセントラルアパートのあたりで、セレンディピティ(偶然との出会いや幸運を掴むこと)がクリエイティビティを産むとの記載があった。現代のコワーキングスペースや(クリエイティブ型の)オンラインサロンはまさにそれを狙ったものではないか。計画的偶発性理論により相乗効果でスタートアップやキャリアアップを目指すという。ただしそれには、好奇心や冒険心を持って場に飛び込んでいくこと。そんなことを感じた読書体験でした。

  • スプリント

    トキワ荘やポプコンなどは以前から知っていましたが 様々な分野でコミュニティがつくられ伝説を残していたことがわかります。昔は物理的な場所でサロンが形成されていましたがネットワークの普及とともに地理的が制約を考慮しなくてもよくなりました。今後、主流となるオンラインサロンの展望についても考察されています。

  • _apojun_

    図書館本。コミュニティを文化の発信基地として捉えて、その歴史を辿っている感じかな。 最初はトキワ荘みたいな住居がベースとなっていたところから、六本木のキャンティみたいな飲食店へと移り変わっていく様子や、その後のオンラインサロンに至るまでを具体的な実例とともに紹介。 マンガ系はよくわからなかったけど音楽の世界ではS-KENスタジオなんかも紹介されていて、ちょっとうれしかったり。 偶然の出会いから生まれる新しいもの、というのはやはりインパクトあったんだなーと思います。

  • spike

    なかなか興味深くはあったのだが、ちょっと守備範囲を広くしすぎた分総花的な印象。その分わかりやすい解説にはなっているのだが。また現代の「サロン」としてコワーキングスペースやオンラインサロンの未来に結びつけているところは新しいしよくわかるけど、もう少し掘り下げてもらえるともっとハラオチしたかな。まあこれもこの本が刊行されて以降に在宅勤務が急速に一般化した今だから思うことかもしれない。

  • 白石佳和

    漫画家が集まったトキワ荘やコミケなどの日本の文化人が集まる場について論じた本。戦後から現代まで扱っていて、最後はコワーキングスペースやオンラインサロンも登場した。一般書だから仕方ないのかもしれないが、現象について叙述する部分がほとんどで、そういう共創の場がありますね、で終わっていた。それぞれをもう少し掘り下げたり分析したりしてもよかったのではないかと思う。共創という言葉は最近よく使われるようになったが、集まっただけで共創が起こるわけではないので、そのメカニズムのようなものが分かると面白い。

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