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変わる日本語、それでも変わらない日本語 基礎から身につく大人の教養

塩田雄大

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784418232062
ISBN 10 : 4418232060
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「正しい」「正しくない」という観点から語られることの多い日本語ですが、年齢層や地域によっても、ことばの意味のとらえ方には大きな幅があります。日本語は実際にどう使われているのでしょうか。いまどきの日本語事情がよくわかる!!Q&Aで読む日本語の“ホント”ひと目でわかるグラフ多数掲載!!

目次 : 1 とまどう日本語―ことばをたどって、とまどって/ 2 気になる日本語―気が気でない言い方/ 3 どうする日本語―どうにもならないわけじゃない/ 4 時をかける日本語―時間との戦い/ 5 気配りの日本語―迷子の敬語/ 6 迷える日本語―文法の陰謀/ 7 食べる日本語―食語のデザート

【著者紹介】
塩田雄大 : NHK放送文化研究所主任研究員。学習院大学文学部国文学科卒業。筑波大学大学院修士課程地域研究研究科(日本語専攻)修了後、日本放送協会(NHK)に入局。2011年、博士(学習院大学・日本語日本文学)。1997年から、放送で用いる日本語の方針立案・策定に関連する言語調査・研究を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りょうけん

    <傲>   僕はまず「あとがき」から読む事が多い。本書の あとがき には ”主に若者が使っている変な日本語” について『僕(筆者)は別にそれが間違っていると断定している訳ではない。統計的傾向を示すことで伝統的日本語との比較をして その言葉の本質を解き明かしたいんだ・・・』などという主旨のことが書いてある。

  • hitomi

    図書館の新刊コーナーから。著者はNHKの研究員。さまざまな調査結果をもとに、現代日本のことばの「相場」が紹介されています。「はじめに」に、ことばづかいの正しさは場面や地域、年代で変わってくるので、非難するのではなく寛容な気持ちでお互いを理解しあおう、と書いてあります。どちらの言い方が正しいかきっちりと正解を示すのは難しく、著者も言うようにグレーゾーンが多いなあと思います。調査結果を見ると、年代間の差が大きい印象を受けました。そしてやっぱり敬語は難しいですね。勉強になりました。

  • ぬらりひょん

    「〜させていただきます」の濫用を気持ち悪いなぁと思っていました(『ゆる言語学ラジオ』でタイムリーな番組があり、そこは解決済み)。これを読むとそう言えばこの言い回しも最近よく聞くというものがゴロゴロ。「改札らへんで待ってまーす」や「おいしくて、なんなら毎日食べてます」など。多少違和感があっても聞き流していました。ところで西日本では「からい」がしょっぱい味のことを指すとあり、びっくりしました。そう言われたら「塩辛い」とか「唐辛子辛い」も「辛い」と言い、しょっぱいとは言わない。(広島出身です)初めて気づきました

  • ときわ

    この言葉遣いは正しいとか間違っているとかの議論はよく目にする。それとはまったく違うスタンスで語られていて、とても面白く読んだ。元になっているのがNHKの調査だと根拠を明かしている。ある人のなんとなくの雰囲気で言っているのではないのが良かった。棒グラフに比べ折れ線グラフの方が分かりやすかったので、全部折れ線グラフにして欲しかった。右肩上がり、右肩下がりが多い中で、時々20代、30代に目立つ山や谷折れがあり気になった。その折れのまま推移するのか、いずれなだらかになるのか10年後、20年後の追跡調査を望みたい。

  • a.i

    ★★★★普段から気になっている言葉づかいがたくさん出てきて面白かった。本来の使い方ではないものを頑なに認めない人にはなりたくないけど、中にはどうしても受け入れがたいものもある。 ちょっと涙が出ただけで「号泣」と書く最近のネット記事も嫌だし、「味わわせる」より「味あわせる」を支持する意見のほうがやや多くなっているという衝撃の事実も受け入れられないなー。 若い子の、使うべきではない場面でやたら出てくる「ありがとうございます」も嫌なのに、そのうち主流になってきたらどうしよう。 モヤモヤ……

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