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内閣総理大臣の沖縄問題

塩田潮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582858983
ISBN 10 : 4582858988
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan

Content Description

戦後の歴代政権は沖縄といかに向かい合ってきたか。講和条約での帰属問題、佐藤内閣が達成した本土復帰、迷走する基地問題……。沖縄をめぐる戦後政治の知られざる軌跡。

【著者紹介】
塩田潮 : 1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なななな

    宝島を読んだあと、沖縄に関してもう少し学ばなければと思いつつも、かなり時間が空いてしまいましたがようやく読めました。ちゃんと、考えましょう!

  • かみーゆ

    小渕さん、頑張ってたんだなあ。サミットやったんだもんなあ。普天間移設問題がNEVER ENDになるとは思ってなかったでしょうに。しかし今のままじゃ解決しないねこりゃ。翁長さんデニーさんが正義で安倍さんが悪っていう話でもないし。安倍さんが沖縄側の気持ちに寄り添う姿勢を見せるのが最善手かなあ。度量を見せてあげればいいじゃないねえ。ダブル選挙の前に何かしらアクション起こすのどうかは注視したいですね。勉強になりました。

  • 健康平和研究所

    橋本自身が首相在任中の96年9/16に沖縄コンベンションセンター講演で述べた「正直に申しますと、私はそのときまで、この対馬丸事件というものを全く存じませんでした。その晩、父から千四百名余りの方々が犠牲になられた、この沖縄の悲劇の話を食事のときに聞かされました。そして、その父がしみじみとその話をしながら、最後に『沖縄県には恐らくまだこうした問題が残っているに違いない、こうした問題を放っておいてはだめだ、政治が解決しなければならない』と怒りをもって強い口調でつぶやいておりました姿を、今も脳裏に残しております」

  • an

    沖縄県人として、基地問題を勉強したいと思い、読みました。 戦後から2018年までの政府と沖縄県、アメリカの関わりが俯瞰でき、良書だと思いました。 中国、ロシアの脅威がある現在、日米安保体制は重要です。 ただその負担は沖縄だけではなく、日本全国で考える問題、という故翁長知事の考え方には納得するものがありました。 「他人を踏み台にして自分の幸せや繁栄を作り上げるのは、基本的に間違っています」 という大田元知事の言葉は、今もあてはまります。

  • ゆきまさくん

    塩田潮氏の書。第二次世界大戦後の沖縄県は、アメリカによる統治や本土復帰、基地問題、日米地位協定などの問題に常に直面してきた。戦後の歴代政権は、またこれと対峙する沖縄県知事は、これらの問題にどのように向き合ってきたのか。沖縄県は、我が国の一地方自治体ながら、日米同盟を維持するために基地の島という役割を担い続けている。普天間問題の発端から、合意、白紙に至る経緯はどのようなものであったのか。それにしても某首相の発言が、歴史を積み上げてきた基地移転問題を「初期化」したことは誠に残念だ。

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