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ISBN 10 : 4787234110
Content Description
貧困や格差の拡大、テロ/人種差別といった剥き出しの暴力と排外主義の台頭、他者へのバッシング―。社会的な分断を乗り越えるための私たちの想像力をバージョンアップするアクチュアルな成果。
目次 : 越境的想像力に向けて/ 越境者・媒介者・コスモポリタンをめぐるリアル・ユートピア―長野・宮城・バンクーバーにおける移住者たちのトランスナショナリズム/ 民間外交と移民―戦間期の日米経済人交流を事例として/ 移民史と海事史を越境する―二十世紀初頭のアメリカ諸港における日本海員の「脱船」を事例として/ 「避難民」としての越境―神戸の白系ロシア人の事例から/ コロニアル・クリミナリティの系譜学―韓国・朝鮮人への蔑称から探る「継続する植民地主義」/ 反知性主義、未決性、互酬性から希望へ―ヘイトスピーチでの「分断」から考える/ 反税運動と移民排斥運動にみる福祉ショービニズム―デンマークにおける「租税同意」の歴史的経緯から考える/ 風刺と宗教―ポスト世俗化時代のデモクラシー/ 多文化共生概念が「禁止」するもの―ブラジル人集住地区のリアリティ/ 「根のあるコスモポリタニズム」へ―グローバル化時代の新たな試練と希望/ 阪神・淡路大震災を「想像し続ける」歴史実践のために―「一九九五年生まれ」の空間性と帰属感覚
【著者紹介】
塩原良和 : 1973年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学法学部教授。専攻は社会学・社会変動論、オーストラリア社会研究
稲津秀樹 : 1984年、兵庫県生まれ。日本学術振興会特別研究員(PD)。専攻は社会学、カルチュラル・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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