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根も葉もある植物のはなし その多様なすがた・かたちについて

塚谷裕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635063715
ISBN 10 : 4635063712
Format
Books
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

散歩の途中で見かける身近な植物から、植物園や旅先で遭遇した珍奇植物まで。ようこそ、知られざる植物の世界へ!紫綬褒章、南方熊楠賞受賞の植物学者が綴る、ボタニカル・フォトエッセイ!

目次 : 第一章 葉(どっちもどっち/ 分泌する ほか)/ 第二章 花(河津/ 糸を引く ほか)/ 第三章 果実、種子(育つ/ 袋になる ほか)/ 第四章 茎、枝、幹(頂端を欠く/ へばりつく ほか)/ 第五章 根(張り出し広がる/ かごを編む ほか)

【著者紹介】
塚谷裕一 : 1964年、神奈川県生まれ。東京大学理学部卒。同大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所;統合バイオサイエンスセンター助教授を経て、東京大学大学院教授。専門は植物学で、葉の発生を司る遺伝子経路の解明を主なテーマとしつつ、東南アジア熱帯雨林でのフィールド活動など、さまざまな角度から植物の〈生〉を研究している。植物探索と撮影、読書、エッセイ書きが趣味。2021年、紫綬褒章受章。2023年、南方熊楠賞を受賞。NHKラジオ「子ども科学電話相談」回答者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    人間が生活している中で一番見ることが多く関係が深い生き物が植物だ。植物の光合成の恩恵を受け、食物でもあり、建築にも使われ、薬にもなる。にもかかわらず人は植物について知らないこと、判らないことが多い。この本では植物の姿や形についてそのメカニズム、形の利点などが紹介されている。網目になっている水草、料理に使われるじゅんさい、ミョウガやごぼう、世界最大の花ラフレシアや表紙になっているヒスイカズラ他。今いろいろな植物を育てているので植物について勉強のようなものをしている。もっと読まないと・・図書館本

  • スイ

    小石川植物園の園長でもある塚谷教授のエッセイ。 専門用語もあるが、一つ一つが短く、テーマが絞ってあること、文章が読みやすいこと、美麗な写真が多いことで、楽しく読めた。 植物、知れば知るほど面白いなぁ、すごいなぁ。

  • 竜王五代の人

    いろいろと、植物のかわった見た目のもの(おなじみのネギとかシクラメン、カリフラワーも、実はヘンなことを指摘する腕がよい)を写真とともに取り上げるエッセイ集。著者の既刊では「スキマの植物図鑑」に似た感じである面白い本。それにしても、ときおり、ちょっと顕微鏡にかけてみた、と、研究設備を趣味で使っている場面がでてきて、この先生植物がホントに好きなんだなあと思う。好きこそものの上手なれ。

  • mako

    今、人にプレゼントしたい本第1位。植物に関する専門的な小話が面白く、各話ごとの豊富なカラー写真が実に美しい。美術書のように手元に置いて折々に眺めたい。

  • 数ある「植物雑学」とは異なり、「どうしてこうなっているんだろう?」という問いベースで構成された『大人版・植物のふしぎ』。表紙はヒスイカズラで、なんと本当にこの色で存在しているらしい。そして本書ではヒスイカズラの次は「ヤクノヒナホシ」という蒼い新種が紹介されるなど、問いに対して芋づる式に章立てされていくスタイル。だから自然と知識が深まる。ちなみに本書はリトル・塚谷先生へのアンサーソングならぬアンサーブックである。もしくは拡張版「みんなの広場」。ビジュアルシンカーの研究者が本を書くと、かくなるかと感じた。

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