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エリザベ-ト 上 ハプスブルク家最後の皇女

塚本哲也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167574031
ISBN 10 : 4167574039
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan

Content Description

老皇帝フランツ・ヨーゼフを祖父に、男爵令嬢と心中した皇太子ルドルフを父に、運命の子として生まれたエリザベート。初恋の相手との結婚は破綻し、第一次世界大戦で名門ハプスブルク家も崩壊する。戦後、社民党のリーダーと運命的に出会い結婚。「赤い皇女」として注目されるが、ナチスの台頭に祖国は存亡の危機を迎える。

目次 : 第1部 春愁―花ひらくウィーンの森(世紀末の皇太子心中事件/ ドイツ民族主義との戦い/ 孤独な少女/ 皇帝の溺愛/ 祖母暗殺の悲報 ほか)/ 第2部 青夏―波しぶくアドリア海(海軍士官レルヒとの悲恋/ 皇帝死す/ ハプスブルク家の崩壊/ 皇女の離婚裁判/ ペツネックとの出会い ほか)

【著者紹介】
塚本哲也 : 昭和4(1929)年、群馬県に生れる。東大経済学部卒。毎日新聞ウィーン支局長、プラハ支局長、ボン支局長、論説委員、防衛大学校図書館長・教授、東洋英和女学院大学学長などをへて、現在、作家。オーストリア共和国文化功労勲章、オーストリア共和国有効大栄誉銀章、毎日新聞連載「学者の森」(共同執筆)で日本新聞協会賞を受賞。著書に『ガンと戦った昭和史 塚本憲甫と医師たち』(第8回講談社ノンフィクション賞受賞)『エリザベート ハプスブルク家最後の皇女』(第24回大宅賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • i-miya

    2013.07.26(初読、初著者)塚本哲也著。 2013.07.23 (副題=ハプスブルク家最後の皇女) (カバー) 老皇帝フランツ・ヨーゼフを祖父に、男爵令嬢と心中した皇太子ルドルフを父に運命の子として生まれる。 初恋の人との結婚、破綻。 第一次世界大戦で名門ハプスブルク家、崩壊。 戦後、社民党リーダーと運命の出会い、「赤い皇女」注目、ナチスの台頭に祖国の危機。 (塚本哲也) S04、群馬県生まれ。 東京大学経済学部卒。 

  • i-miya

    2013.08.14(つづき)塚本哲也著。 2013.08.14 (ビスマルクについて) ルドルフを激賞するビスマルク、「非常に感じのよい青年、想像以上に凡庸でない人物だ、驚いた」と。 しかし、のちに、ビスマルクのとった行動は、(1)1887、ロシアと秘密条約付二重保障条約、(2)秘密条約1、ロシアのブルガリア進出を許す、(3)秘密条約2.ロシアのトルコのボスポラス海峡、ダーダネルス海峡進出を支持するもの。(2)、(3)はオーストリア=ハンガリー帝国にとって裏切りの密約。 

  • i-miya

    2013.07.30(つづき)塚本哲也著。 2013.07.29 第1章、世紀末の皇太子心中事件。 1889.01.30、父、30歳、皇太子ルドルフがベルギー王家から嫁いで来たステファニー妃を置き去りにして17歳の男爵令嬢マリー・ヴェッツェラとウィーンの森でピストル自殺。 今では想像もできないくらい大きな衝撃を全ヨーロッパに与えた。 フランツ・ヨーゼフ皇帝、突然後継者たる皇太子を失う。 帝国の将来を担う希望の星、落つ。 列強バランス、崩れる、オーストリア、ロシア、ドイツ、フランス、イギリス。 

  • i-miya

    2013.08.20(つづき)塚本哲也著。 2013.08.18 クレマンソー、「ビスマルクはそのオーストリアの特性をまさに弱点とみてますよ」「フランス、イギリスはオーストリアのバルカン政策を誤解している、ボスニアを占領して以来、この18年、オーストリアは占領地の文化向上に努めてきた、その点、英国皇太子とは一致している、私が王位につけば、協力と相互理解で、新ヨーロッパつくれる」 クレマンソー、このルドルフの意見に驚き、大きな期待抱く。 

  • i-miya

    2013.08.06(つづき)塚本哲也著。 2013.08.06 1883.09.02、この女の子が本書主人公、エリザベート・マリー・ヘンリエッテ・シュテファン―・ギーゼラである。 仲は戻らない、よりが戻らない。 ミッチー・ガスパールという女性とねんごろになる。裏の社交界の女王のような存在。 背信行為、許さないステファニー。 ルドルフ、離婚手続き。 ローマ教皇、ルドルフの軽率さ、なじる。 1889、二人の離婚、公然の話題になる。 1/末、仲間と狩猟、〇伯爵ら、マイアリングで。 

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