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新装版 毒殺魔の教室 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

塔山郁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299060426
ISBN 10 : 4299060423
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
塔山郁 ,  

Content Description

累計20万部突破「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズ著者の原点! 第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作。小学6年生の男子生徒がクラスメイトを毒殺した。男子生徒は、同じ毒で服毒自殺を遂げ、犯行動機がはっきりしないまま事件は幕を閉じる。30年後、ある人物が当時の関係者たちを訪ね歩くと、思いも寄らぬ事実と驚愕の真実が明らかに――!

【著者紹介】
塔山郁 : 1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    ある小学校の6年6組の教室で起こった毒殺事件。容姿端麗でクラスのボス的存在、柿本大輝の牛乳に毒物が混入されていたのだ。クラスメイトのひとりが遺書を残して自殺をしたことで事件は終息したかに思えたのだが…。そして30年後、その事件に疑問を持ち続けた人物が当時の事を再度調べ始める。関係者たちを訪ねると当時の意外な事実や複雑な人間関係が浮き彫りになる。大輝の周りに渦巻いていた様々な感情。万華鏡のように変化していく真実。子供ながらに抱えている妬みやそねみ、憧れなどが絡み合った結果の事件。少し物悲しいラストだった。

  • のんちゃん

    とある小学校の6年生のクラスである男子が給食の牛乳を飲んで毒殺された。数日後、同級生の男子が犯行を告白する遺書を残し自殺する。その30年後ある人物がその事件の真相を調べ始め、関係者達を訪ね、その核心に近づいていく。久々に骨太構造で人間心理を巧みに描いたミステリを読んだ。薬剤師主人公のミステリーシリーズを描く塔山郁さんのデビュー作。関係者の証言や手紙で組み立てられた内容も好みだった。また、子供心からの拙い行動や反対に子供と侮ってはいけない心理等もうまく事件に組み込まれ、頁を捲る手が止まらなかった。おすすめ。

  • 坂城 弥生

    上下巻でも読んだけど新装版も読みました!

  • ま〜くん

    30年前、小学生当時に起こった同級生の殺人。犯人は同じクラスの生徒だったが自殺。事件は解決していたはずだった。所が事件の再調査を始めた謎の人物が現れる。当時の同級生に話を聞いて回り驚愕の真相が明らかになっていく。誰が何の目的で事件を掘り返しているのか。真犯人は別にいたのか。読む程にどツボにはまってしまった。関係者一人一人に話を聞き真実に近づいていくという内容は他の作品にもあるが個人的には一番だった。真相は結構エグい。自分が小学生当時にこれ程の緊張感を経験したことは勿論ない。上質のミステリーを堪能出来た。

  • tottokopiyo

    以前にも読んだ本。当時の生徒に聞いたりして話が進んでいく。面白かったけど、うーんとなる部分もあったり。

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