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人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのか?

堤未果

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860293833
ISBN 10 : 4860293835
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「本当に大切なものは目に見えない?」「なぜ、人間は戦争をするのか?」そして「日本人はどこに向かおうとしているのか?」。気鋭のジャーナリストと宇宙物理学者の白熱対談。

目次 : 第1章 時代について考える―科学者は、時間、空間を超えて時代を予測するジャーナリストは、現在の時代を目撃する(三・一一とは私たちにとってなんなのか/ 緊急時にマニュアルはありえない ほか)/ 第2章 宇宙について考える―科学とは見えないものを見えるようにすることジャーナリズムとは見えていないものを見えるようにすること(真昼の星の衝撃/ 大事なものは心で見る ほか)/ 第3章 いのちについて考える―科学は人間を識るためにジャーナリズムは人間を見るために(愛とは寄り添うこと/ はやぶさが教えてくれたこと ほか)/ 第4章 戦争と平和について考える―科学は戦争の生みの親ジャーナリズムは戦争の育ての親(女系社会は戦争のない世界か/ ともに食べることで戦争をなくす ほか)/ 第5章 未来について考える―科学者の使命ジャーナリストの使命(子どもたちに手渡したい未来のために/ インターネットは時代をどう変えるのか ほか)

【著者紹介】
堤未果 : 東京都生まれ。ジャーナリスト。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・ニューヨーク支局員を経て、米国野村證券に勤務中九・一一同時多発テロに遭遇。以降、ジャーナリストとして執筆・講演、テレビ・ラジオのパーソナリティとして活動中。著書は『貧困大国アメリカ』(岩波新書 2008年新書大賞・日本エッセイストクラブ賞受賞)など多数

佐治晴夫 : 1935年、東京生まれ。理学博士。東京大学物性研究所、玉川大学、横浜国立大学、宮城教育大学大学院、県立宮城大学教授などを経て、現在、学校法人享栄学園理事長、鈴鹿短期大学学長、大阪音楽大学大学院客員教授。無からの宇宙創生にかかわる「ゆらぎ理論」で知られるが、現在は、宇宙研究で得られた成果を平和教育のための素材のひとつとして位置づけるリベラル・アーツ教育の一環として、全国の学校などでの出前授業を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mazda

    他の方も書いていますが、タイトルと内容がしっくりこないところがあります。しかし、内容はとても面白く、特に戦場に行く兵士の話は興味深い。戦闘のときにはためらいもないのだが、時が過ぎるにつれて自分のしたことの恐ろしさを理解する人がいるという。ためらいがなくなる理由は多分に「想像力」が欠如したからで、そこに相手がいる、こんなことをしたら大勢の人が死ぬ、ということを考えないように訓練されていたからだろう。最近の人類も時に「キレる」ことがあるが、きっと想像力がなくなっているんだろうな…。

  • 昭和っ子

    健康な状態での心拍数は自然なゆらぎがあるという。むしろ死の直前の心拍はメトロノームの様に規則正しく打っているとか。ろうそくの炎のゆらぎなど、自然のゆらぎに身を任せる事が、やっぱり人間は心地いい。内部でダイナミックな活動をしている地球の薄皮の上に、ヤドカリさせてもらっているに過ぎない人間として、災害をどこでも起こりうる我が事とし「震災を人類の未来の指標として新たな出発をしなければならない」自然を科学の力で変える事を進歩としていたこれまでから、自然を受け入れ自らの意識を変える事にしか、生き延びる方法はない。

  • たらお

    理学博士の佐治晴夫は語る。科学は、「驚き」と「なぜ」です。しかし今の親は「なぜ」に最初に答えてしまう。きれいな虹を観たときに「わあ、きれいだねえ」とまず驚いてみるのが教育だと。教育とは子どもの「なぜ」に火をつけることなんだと。宇宙や倫理、未来のことなど対談は進むが、印象に残ったのが、冬の夜空を飾るオリオン座。大きな四角形の左に赤く大きく輝くベテルギウス。この星が晩年の星で、いつ大爆発をしてもおかしくないのだそう。明日かもしれないし、100年後かもしれない。そう考えると、夜空を見上げる興味もわいてくる。

  • マイケル

    第一章では主に東日本大震災と福島第一原発事故に関して書かれています。「体の悪い箇所は全部取ってしまえばいい。人間の体も、自然も、社会でもそういうことをずっとやってきた、それは西洋的な考え方」だと堤未果氏が言っています。同感です。脳死・臓器移植に対する意識が西洋と日本で違うのも同じだと思います。また、第二章では、ボイジャーに載せてETに聞いてもらう音楽に佐治晴夫氏の選曲でバッハの平均律が選ばれた話が紹介されています。グレン・グールドの弾く第2巻の第1番のようですが、ETではなく私がよく聴く演奏です。

  • 憲法を一から作る話が良かった。家族が健康な国。一人ぼっちの人がいない国。老人も障害者もみんな同じ気持ちでいれれる国。小学生の発表に大事なことを教わりました。

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