Books

ヤバい食 潰される農

堤未果

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828426358
ISBN 10 : 4828426353
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の普通の農林水産業の担い手がおかれている経営的な実態、厳しい状況を詳しくレポートし、今後の国際情勢、世界的な食糧不足の影響で、日本における食料品供給がどんどん減っていく可能性をシミュレートする。

【著者紹介】
藤井聡 : 京都大学大学院工学科教授。『表現者クライテリオン』編集長。1968年奈良県生まれ。京都大学工学部卒、同大学大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学教授を経て、2009年より現職。2018年よりカールスタッド大学客員教授。2012年〜2018年まで安倍内閣内閣官房参与

堤未果 : 国際ジャーナリスト。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、米国野村證券などを経て現職。政治、経済、医療、教育、農政、食、エネルギーなど、徹底した現場取材と公文書分析に基づく幅広い調査報道を続けている。『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書)で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞受賞。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』(新潮文庫)で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とよぽん

    正体は、大体予想がついたが・・・。このままでは本当に日本は食料確保が困難になるし、農林漁業を生業とする人々が希望をもって仕事を続けることができなくなる。犯人は日本の外にも内にもいる。堤さんは農業をめぐる国際課題にも詳しく、いつの間にか食料のグローバル化がどんどん恐ろしい未来を作り上げていくことがよくわかった。国が農業を守る政策に舵を切らないなら、地方が農業従事者や種苗を守る条例、有機農産物の給食利用などを推進する仕組みなどを作ればいいと。わずかながら光明が見えてきた。

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。いつも不思議なんですけど、「愛国者」だと自負する人たちはなぜもっと国産の食べ物を情熱こめて語らないんだろう。農薬で毒される国民を憂慮し、無農薬を推し進めないんだろう…と。「食えりゃいいんだ」って言うけれど、有事を本当に心配しているのなら、まずは軍事力じゃなくて食料供給力じゃない…?あと、この狭い国にまた立ち入り禁止区域を作ってしまうかもしれない原発に何で賛成できるんだろう…?

  • 読特

    東京から2時間も電車に乗れば豊かに広がる田んぼや畑。自然と共生する農業。そこに癒しを感じるのは何故だろう。…温暖化を促進するとして、牛の殺処分を命じる。遺伝子組み換えの人口食で事足りるとする。全てを知り、何もかもがコントロールできると思いあがるAnywhere族。…過学習防止にAIの学習データにはわざと誤りを入れこむ。先手にさせても毎回違う戦法をとるコンピュータ将棋。先端技術もあいまいさを受け入れることで発展した。思考をデータで残しても永遠の命にはならない。無知を自覚する。自然に委ねることの大切さを知る。

  • さきん

    犯人は、この本の文脈では、外資やグローバリストということだが、本質は農から乖離した無知の大衆と理性以外何もかも失った狂人エリートであろう。まだ祖父母世代が農山漁村出身ならまだ記憶が残っているから、感性で作物を貨幣経済だけで考えたらおかしくなるということが孫世代でもわかるかもしれない。最適化とは、経済利益の最大化であり、そのバロメーターだけ追ってるとお金が入っても、暇時間もなくなり、自然環境も劣化する。最終的には、仕組みを考えた人だけにお金が流れる。

  • Jun Masuno

    堤さん、藤井さんの対談本を読む 今日本農業が置かれている現状、このままだと訪れるヤバい未来が描かれている たくさんの日本人に読んでいただきたいお話しです 無くなってからでは遅い 米騒動が起こっている今読むべき本

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items