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ISBN 10 : 4275005406
Content Description
童話集の編者として知られるグリム兄弟は、法学者だった。ドイツ・ロマン派の影響のもと、兄ヤーコプ・グリムは、“法”のことばと“詩”のことばを、ゲルマンの“歴史”によって統合する。グリム兄弟を中心に、ヴィーコ、ヘルダー、ヘーゲル、サヴィニー、ミシュレ、ガンス、ハイネを配置した、壮大な思想史の企て。
目次 : 第1章 “法の詩学”再考―ヴィーコ、ミシュレ、そしてグリム/ 第2章 ヴィーコと“法の詩学”/ 第3章 ヘルダーとヘーゲル/ 第4章 ヘルダーとグリムの言語起源論/ 第5章 ヘーゲル、サヴィニー、グリム/ 第6章 サヴィニーとグリムの歴史法学/ 第7章 ヤーコプ・グリムにおける歴史と法と言語のトリアーデ/ 第8章 ヤーコプ・グリムとゲッティンゲンの七教授事件/ 第9章 ヤーコプ・グリムとフランクフルト国民議会/ 第10章 エドゥアルト・ガンスにおける法哲学と法史学/ 第11章 ガンス法、あるいは白鳥と鵞鳥の物語
【著者紹介】
堅田剛 : 1950年宇都宮市に生まれる。1975年上智大学法学部卒業。1980年明治大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、獨協大学法学部教授、法学博士(明治大学)。専攻は法思想史・法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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