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ISBN 10 : 4798503010
Content Description
前1〜後3世紀に栄華を誇った古代ローマ帝国にも、盗難・火災・洪水・疫病など、現代にも共通する数々の脅威が存在した。豊かな都市生活を襲う様々な危機に人々はどう対処したのか?ウェスウィウス火山の噴火で滅んだポンペイ、泥流の下に沈んだヘルクラネウム、ローマの外港として栄えたオスティア―三大遺跡での調査から、古代ローマ人のリスクマネジメントの実像に迫る。火災の痕跡写真や実測データをもとにした水没シミュレーション、浴場の断面図等多数の写真・図版から、古代都市をビジュアルで解説。
目次 : 第1のリスク 盗難(ポンペイの都市住宅/ ポンペイ住宅の敷居と鍵 ほか)/ 第2のリスク 火災(古代ローマの建築規制と文献に見る都市住宅/ 古代ローマ建築の実際 ほか)/ 第3のリスク 洪水(オスティアを構成する建物群/ オスティアにおけるかさ上げ ほか)/ 第4のリスク 疫病(古代ローマを襲った疫病/ リスクとしての人口 ほか)
【著者紹介】
堀賀貴 : 博士(工学、京都大学)、M.Phil(マンチェスター大学)。1964年三重県生まれ、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程単位習得の上退学、山口大学講師、准教授を経て、2003年より九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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