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北一輝・近衛文麿・石原莞爾と大東亜戦争 開戦に至る思想の系譜

堀真清

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622097976
ISBN 10 : 4622097974
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
堀真清 ,  

Content Description

開戦は外交交渉決裂の結果と説明されるが、戦争が選択肢としてあるから交渉は決裂するのである。その根源にあったのは北、近衛、石原に共通する国家生存権の思想であり、それは生存権のために滅亡も辞さないという倒錯した思想だった。本書はかれらの思想がいかにして日本を大東亜戦争に向かわせたのかを、当時の史料を豊富に用いつつ臨場感ある記述で浮かび上がらせる。

【著者紹介】
堀真清 : 1946年生まれ。早稲田大学政治経済学術院・同大学院政治学研究科教授(日本政治史担当)を経て、早稲田大学名誉教授。ケンブリッジ大学客員教授やオックスフォード大学交換研究員などを歴任。小野梓記念学術賞受賞(1974年)、大隈学術記念賞受賞(2009年)、政治研究櫻田會特別功労賞受賞(2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • フンフン

    真珠湾奇襲の日に読了。北・近衛・石原の思想に通底するのは「国家生存圏」の思想である。人口膨張の日本は領土も膨張させないと生存できないということだ。だが、領土膨張で人口問題が解決できるはずがない。日本は朝鮮を日本領に組み入れたものの、日本の過剰$l口は、朝鮮には流れ込まなかった。逆に、在日朝鮮人は急激な増加を見た。現地労働力の方が低廉な地域への植民がうまくいくはずがないことは台湾・朝鮮への植民の失敗でわかったはずなのに、まだ満州に未練を断ち切れなかったのが大失敗のもとだね。

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