Product Details
ISBN 10 : 4000612956
Content Description
隣のおじさんのことのように毎晩ゴヤの動向を伝える父、バルセロナで藤原定家の日記に呻吟する父、サルトルや武田泰淳や愛犬の死に打ちひしがれる父、田植えのように夜中トントンと原稿用紙の升目を埋めていく父…。『時間』『インドで考えたこと』『方丈記私記』『ゴヤ』『路上の人』などの作品で知られる堀田善衞。「ただの文士」であろうとした作家の生きた姿を―その創作への情熱、社会に開かれた魂、少しユーモラスな日常を、娘の目から追想する。
目次 : サルトルさんの墓/ 芥川賞と火事/ モスラの子と脱走兵/ ゴヤさんと武田先生の死/ スペインへの回想航海/ アンドリンでの再起/ 埃のプラド美術館/ 夢と現実のグラナダ/ バルセロナの定家さん/ 半ばお別れ
【著者紹介】
堀田百合子 : 1949年、神奈川県生まれ。堀田善衞長女。慶應義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しんすけ
読了日:2022/01/11
浅香山三郎
読了日:2020/05/11
波 環
読了日:2024/11/21
moyin
読了日:2022/09/21
FK
読了日:2019/07/09
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